3月26日、東京・水道橋の東京ドームシティホールにて、「Mリーグ2023-24スーパープレミアムナイト」が開催された。過去最大の2000人規模という会場で行われた一大イベントはMリーグファンで満員となり、大盛り上がりとなった。
MリーグプレミアムナイトはMリーグが主催する特別なパブリックビューイングイベントで、Mリーガーたちが一堂に会することから、ファンとしても多くの選手と触れあえる貴重な機会となっている。会場では各チームのオフィシャルグッズが販売され、物販ブースには選手も登場、グッズを購入した人と記念写真を撮影するなど、雨の中会場に集まった大勢のファンが選手たちと親睦を深めていた。
イベントは17時からスタート。欠席の萩原聖人を除く35選手が熱烈な声援を受けながらステージに上がると、この日の初戦の出場選手がリアルタイムで発表される。出場する東城りお・高宮まり・瀬戸熊直樹・鈴木大介がそれぞれに意気込みを語り、試合の出場チームは1名を残してMリーグスタジオに移動。
スーパープレミアムナイト会場ではその後、会場に残った選手たちによるゲームなどを実施。会場に集まったファンは、普段は見られない選手の一面が見られる企画を楽しんだ。
その後行われた試合では、会場オリジナル実況、そして各チームからプレーヤー解説も登場し、大画面で中継を配信。第1試合では高宮が国士無双のテンパイを入れると、今シーズン初役満を期待する、そしてそれを阻止したいファンたちの思いが渦巻き、会場のボルテージも最高潮に。その後も繰り広げられる熱い闘牌にファンもおおいに湧いた。
第1試合後には萩原も会場に駆けつけてあいさつ。
「初年度から見ている身としては感慨深いです。推しチームは残念な結果になりましたけど、元々箱推しですし、相手あってのMリーグなので。今日は来て良かったです」
「自分はMリーガーが全員好きなので、グッズ販売とかでいろいろな方と話せたのも楽しかったです」
などのファンの声もあり、Mリーグの熱狂が一つ目に見える形で表れた1日になったと言えそうだ。