EX風林火山
レギュラーシーズン ▲16.6pt 5位
セミファイナル +512.2pt 2位
ファイナル ▲104.3pt 4位
©Mリーグ
(左から)松ヶ瀬隆弥 二階堂瑠美 二階堂亜樹 勝又健志 藤沢晴信監督
二階堂亜樹 ▲123.6 27位/36人
「たぶん、今期が一番活躍できたシーズンだったかなと思います。ただ、レギュラーシーズンの個人成績がマイナス120くらいだったんですけど、最後の出場になるだろう試合でトップを取ればプラスにできるかも、というところでラスを引いてしまい、勝又さんがいっぱい勝ってくれていたから通過できたな、というレギュラーシーズンでした。大事なところで(勝又)先生頼みになってしまっているのがすごく不甲斐ないと思っていたレギュラーシーズンでした。
セミファイナルで活躍したいという気持ちはもちろんありましたけど、チームに貢献したいという気持ちがとにかく大きかったですし、過去を振り返ってもそんなに貢献できたシーズンがあまりなかったと思います。自分もずっと麻雀プロやってきて、麻雀打ちとして自分の打ち方や勝ち方、成績などを気にしたときに、勝てるときに勝たないといけないというのを、すごく痛感した今シーズンだったんですね。
それはセミファイナルもそうですし、セミファイナルでものすごく調子が良くていっぱい勝って、でもファイナルでは本当に勝てなくて、という中で、ダメなときにいかに抑えるか、勝てるときにいかに勝つか、私はそこが基本の部分だと思っていますけど、そういった基本の部分をもっと大事にしていかなければいけないと思いました。
今シーズンは、反省点や伸ばすべきところ、勉強や修正をしなければいけないという部分がすごく出ていたシーズンだったと思います。そこをきちんと自分で認識して、あとはお互いに補える部分は補って、シーズン中に一人ひとりの力を伸ばして、来シーズンでまた優勝に向けて戦えるようにしっかり勉強していきたいなと思います」
勝又健志 +404.2 2位/36人
「レギュラーシーズンの最終盤、チームが敗退するか生き残るかの瀬戸際のところでしっかりトップを取れたのはうれしくもあります。ただ、それが自分の役割だと思いますから、当たり前だとも思います。結果、勝てたことは良かったです。
開幕前の調整がうまくいっている部分も当然ありますし、想定できなかったことがあって勝ちきれなかった試合も、もちろんありました。感覚的には、7、8割は自分の練習してきたことが出せたかなとは思いますけど、足らなくてもっとやらなければいけないな、という部分もあったなと思います」
松ヶ瀬隆弥 ▲278.4 36位/36人
「僕の麻雀人生の中でも記憶にないくらい厳しい戦いが続いて、セミファイナルで少しは巻き返せるかなと思ったのですが、ファイナルシリーズに入ってからは全然ダメなままで、本当に悔しい1年でした。2年続けてファイナル4位という結果で終わっていますし、僕がもう少し頑張れば、というところもあります。しばらく期間がありますので、立て直して来期に向かいたいと思っています。
大きく言うと、少しずつ変わっていった変化に対応するのが遅れたところがあったと思います。そこにしっかりアジャストしてやらなければいけない、周りもどんどん変わってくるので、そこに対しての対応が遅れてしまったかな、というのは、全部が終わってからそういうふうに思っています」
二階堂瑠美 ▲18.8 18位/36人
「自身としては、トップが必要なファイナルシリーズでの打ち方が悪かったかな、という反省があります。その辺は日頃から引き締めて練習していかないといけないなと思っています」
藤沢晴信監督
「(選手編成の継続について)まず、レギュレーション上(入れ替えの)必要はなく、2年連続4位というのは私以上に選手が非常に悔しいと思いますので、来期はこの4人でリベンジを果たそう、というのは言わずもがなだと思うのですが、そういう意味でチーム編成の継続を決めました。特別なことはないのですが、早めに言ったほうがいいですよね。
今シーズンは控え室もそうですけど、地方で主催するパブリックビューイングなどで一回やってみたかったのが、野球みたいな応援活動ですよね。今日もウチの応炎団長が頑張っていましたけど、そういうことで楽しみながら、そして風を作っていくということをやってきたので、道中は本当に楽しい麻雀を打てました。ファンの方も炎護舞隊ということで、楽しんでいただけたと思います」