【 #神域リーグ2024 第21試合観戦記】にいなは今、最上級にかわいいの!【文 ゆうせー 】鈴木たろう vs 朝陽にいな vs 渋川難波 vs 長尾景

だが、「にいなの逆襲」は、ここからだった。

親番の南2局1本場

にいなは1枚切れのペン【7ピン】待ちで、三色の役ありテンパイを入れる。

果敢にリーチを放ち、

ツモアガリに成功!

この一撃で、渋川を抜き去る。

そして、親が落ちたあとの南3局が秀逸だった。

上家のたろうが2副露、下家の渋川が1副露。

両Mリーガー仕掛けているなかで、

にいなは、

【9マン】とする。

「(二人に打ちづらいピンズの)【5ピン】【7ピン】を残して⸺

タンヤオテンパイをとりにいくのが良さそう!」

そう言って、【5ピン】を重ねた後、にいなは【6マン】をチーした。

狙いはタンヤオだ。

さらに、【3ソウ】が打たれた。

これをポンすると、両脇に通っていないドラそばの【7ピン】が出ていってしまう。

にいなは、

「許して!」

クリックする手に力を、そして自身の選択に願いを込めながら、【3ソウ】をポンして前に出た。

【7ピン】に声がかかる。

「ポン」

副露した後、渋川は、

【7ソウ】を切った!

これは、

にいなのアガリ牌だ!

このとき、

「カーーーーッ!!」

と叫んだ渋川が、悔やしがりながらも、どことなく嬉しそうに見えたのは私だけだろうか。

「昔の男」渋川難波を倒した朝陽にいな。

あとは、長尾の親をまくれるかどうかだ。

奇しくも前回と同じく、

(前回の写真)

テンパイノーテンで着順が入れ替わる、大接戦のオーラスが勝負局となった。

「リーヅモでOKなら…」

と、にいなはドラの【9ピン】を打っていく。

そして、

11巡目にテンパイ!

しかし、

【7マン】がフリテンとなっている…!

にいなが出した結論は、

フリテンでもリーチだった!

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