【 #神域リーグ2024 第21試合観戦記】にいなは今、最上級にかわいいの!【文 ゆうせー 】鈴木たろう vs 朝陽にいな vs 渋川難波 vs 長尾景

チームアトラス、朝陽にいなは燃えていた。

なぜなら、

昨年度、にいなをドラフトで選び、麻雀を鍛えてくれた渋川監督との初対戦だからだ。

それだけではない。

前回、にいなは登板したときに、

オーラスの大接戦で、ダブルバックの当たり牌、【南】【白】を両方掴まされて、競り合いに敗れたのだった。

今回は、その相手、長尾景との再戦となるのだ。

今年は、渋川監督にフラれた朝陽にいな。

前回は、長尾景に競り負けた朝陽にいな。

“その分成長して、見返してやるんだから”

「乙女の逆襲」が今、始まる。

東家:鈴木たろう(チームゼウス)
南家:朝陽にいな(チームアトラス)
西家:渋川難波(チームグラディウス)
北家:長尾景(チームヘラクレス)

にいなの思いとは裏腹に、突き抜けたのは長尾だった。

東1局

ドラの【東】をポンした長尾は、

【6ソウ】だったらワンチャン、【3ソウ】のスジ引っ掛けも狙えるから…」

【6ソウ】を打っていく。

この選択が、見事にハマる。

長尾が【6マン】をチーした後に、

下家のたろうから、【3ソウ】が放たれた!

「ボク、最強だから…!!」

その言霊が牌に宿り、

東2局は、追っかけリーチからの一発ツモ!!

満貫、ハネマンと立て続けに決め、長尾はトップへ躍り出る。

ただ、強気の長尾が、

「こっからだよな…」

と、未来を案じていたのが印象的であった。

一方、渋川は、

「ロンですねぇ!!」

東4局に、たろうからアガり、

8000の加点に成功して、25000点持ちで南場を迎えていた。

「置いてかないでもらってもいいですかーー!」

渋川にも長尾にも先を越され、涙目になるにいな。

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