3着は朝陽にいな。
高打点の嵐の中、よく凌いだという表現が似合う。
今度は、自身がビーストとなるために、力を溜めておいたと思おう。
そして4着になってしまったのが、長尾景。

インタビューでは、四暗刻を悔しみながらも
「1回目(神域デビュー戦)ががちゃがちゃしちゃったんで、今回は上手くは打てたかな、と」
自身の内容を振り返った。
実際、今回が今までで一番内容は良かったのは間違いない。

控室に戻って長尾は、四暗刻がアガれなかったことは悔しがりながらも
「神域リーグで酸いも甘いも経験できたかなと」
とさっぱりそう言い切った。
結果だけに左右されず、しっかりと内容を振り返ってそう言い切れる長尾は、やはり麻雀に向いていると思う。
神域リーグ2024もついに最終盤。
酸いも甘いも嚙み分けた上で、ファイナルでは満足のいく打牌を打ち切って、しっかりと甘い方を感じて欲しい。
最高位戦日本プロ麻雀協会47期前期入会。麻雀プロ兼作家。
麻雀の面白さと、リアルな熱量を多くの人に伝えるため幅広く活動中。
Twitter:@Kotetsu_0924
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