を呼び寄せた!
グラディウスを応援する者は皆、歓喜の言葉を叫んだ。
4000-8000のツモアガリで、
はねるは2着浮上。
驚愕の追い上げだ。
さっきまで、-1000点だったではないか。
因幡はねるが、伝説になろうとしている。
南1局の親番、
役牌を仕掛けていたはねるは、渋ハルのリーチを受けながらもアガリへと向かう。
「ツモ」
ここは、渋ハルのツモアガリ。
はねるの親番が落ちてしまった。
しかし、オーラスに、
リーチを受けたはねるは、ここから、
七対子のテンパイを入れる!
これで満貫をツモれば、はねるのトップだ!
南4局1本場は、
上家から出たを、
「チー」
鳴いて、手をタンヤオへと切り替えていく!
赤、ドラドラで条件となる打点はクリアしている。
「ロン」
しかし、はねるの目の前を、にいなのアガリが横切っていった。
はねるは2着。
セミファイナル最終戦での、
グラディウスの条件は、ゼウスと170.5差を逆転するという厳しいものになってしまった。
そして、因幡はねるは今シーズン、神域リーグでトップをとることが出来なかった。
それくらい、牌のめぐり合わせが悪すぎた。
8本打って3着が5回あり、我慢の展開を強いられることが多かった。
そんな苦しい苦しいシーズンの最後に彼女は、こう綴った。
「麻雀くんのことは、嫌いになれないんだよなあ!」
セミファイナルの応援ありがとうございました!
箱下になったときはもう人生終わったと思いましたね😭
苦しいシーズンだったけど、麻雀くんのことは嫌いになれないんだよなあ! pic.twitter.com/tK7mTagyrB— 因幡はねる💛🐰ななしいんく💛 (@Haneru_Inaba) August 27, 2024
神域リーグの視聴者は忘れないだろう。
厳しい牌勢の中でも、ずっと笑顔で明るく打ち続けた、因幡はねるという一人の打ち手を。