セガサミーフェニックス・近藤誠一 2019シーズン初役満を生んだ奇跡のオリジナル手順【Mリーガー30人の名手】

フェニックス・近藤誠一

2019シーズン初役満を

生んだ奇跡のオリジナル手順

【Mリーガー29人の名手】

Mリーグ2019 10/11

第1試合 東4局 ドラ

東家 内川幸太郎サクラナイツ

25100

南家 近藤誠一セガサミーフェニックス

25600

西家 瀬戸熊直樹TEAM雷電

28200

北家 藤崎智麻雀格闘倶楽部

21000

南家・近藤の配牌は今一つでドラもない。第1ツモでを重ね、これを頼りに手を作るか。はたして近藤は第一打に何を選んだか?

 

 

「高打点を見据えた第一打の選択」

近藤はこの配牌から、唯一のリャンメンターツを構成するを切り出した。第1ツモで6種7牌なので国士は難しいが、近藤はそれも含めてソーズの一色手やチートイツをみて大きく構えたのだ。メンホンチートイツなら仕上がれば高いし守備力もある。この配牌などまさにうってつけだ。

だが、途中から次々に三元牌が重なり、7巡目にはこの形に。

 

 

白南をポンした近藤は当然4s發のシャンポンに受ける。

直後、「カッ!」・・・「ツモ」

見事に發をツモり今シーズンの初役満を達成。高打点への意思が生んだ奇跡のアガリだった。

 

Mリーガー全29人の

名手を収録した

小冊子付き「近代麻雀」

12月28日発売‼︎

 

東川亮

赤入り麻雀、東天紅(三人麻雀)などを愛する、さいたま市在住の麻雀ファン。本業はフリーのライター。飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」にて、オーナーである麻雀解説者・梶本琢程氏との接点が生まれ、その縁をきっかけとしてキンマWebにてライター活動を開始した。
ひがし@Twitter

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