そう、この数巡の隙を与えない為の選択だったのである。

その後、園田は単騎から
ノベタンへ更なる進化を遂げ、待ちは2枚から4枚へとグレードアップ。
まるで、自ら魔法を掛けるかのように形を整えて魅せた。
実況・解説席からも絶賛の声が飛び交う。しかし…

即、裏目のツモ。

(なんなん…。まぁ麻雀やし… しゃーないか。こうなったらツモってやるで!)

その後、テンパイを入れていた高宮からがツモ切られる。

園田
「ロンっ!」

小林
「ロンっ!」

小林
・ドラ1
2,000頭ハネ
園田
「なんなんっ!!」
\近代麻雀シリーズ 新刊情報/