こう構えておけば、
のシャンポン受けを引いてのリーチが打てる！
先制リーチを放った伊達。
しかし、
「チー」
カウンターの鬼、鈴木優がやって来た！
ここで、
を
の形でチー。チンイツ赤のテンパイを入れる！
優の待ちは、残り２枚だった。
一方の伊達は４枚。
「ツモ」
めくり合いを制したのは、
優だ！
チンイツ赤、3100-6100のアガリ！
今季はここまで、めくり合いに持ち込んでも、なかなか結果が伴わない伊達。
点棒を払い、気持ちを切り替えて、さぁ親番だ。
東3局、伊達の手は、
いい！
伊達が２巡目でツモ牌に手を伸ばそうとしたとき、
「ポン」
一馬からポンの声がかかる。
しかも、
「ポン」
伊達は連続でツモ番を飛ばされてしまったのだ。
しかも、次のツモは要らない
。そのまま河へと置く。
はやる気持ちをおさえつつ、
伊達が持ってきたのは
だった。
ここは、
を打って、チンイツを強く見た。
「リーチ」
！！？？
声の主は優だった。
麻雀にはよくあることとはいえ、容赦ない攻撃だ。
伊達も、応援しているファンも「ここからだというのに…」という気持ちになったことだろう。
次に、伊達が持ってきたのは、
ドラの
だ！
こうなったら、
チンイツへ向かう！
は優に通っていないが、チンイツドラドラ赤なら鳴いても24000。
打点が高く、仕掛けも効くことから、ここは染め手で勝負することを決めた。
次に持ってきた、
もプッシュ。
さらに、
も押していく。
直前に出た２枚目のは、で鳴いてカンチャン待ちにもとれるが、残り２枚でリーチとめくり合いをするのを避けたのだろう。
このに、
「チー」
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