対する保里、
これまでディフェンシブな立ち回りだったが、ここは多喜田の一色仕掛けにドラをぶっ放して交戦上等。
口をキッと真一文字にして、こちらも腹を括った様子。
その後、
すると、多喜田がさらに動く。
を345で鳴いてイーシャンテン。
次巡に多喜田が
をツモ切るのだが、
仕掛け屋の鷹見、これを仕掛けなかった。
上家の多喜田がソーズの仕掛けでピンズやマンズはなんでも下りてくる状況。
234三色や
との振り替わりは期待できるように見えたのだが、卓の中にいる鷹見はそう判断せずにツモ山に手を伸ばした。
最強戦全て観終わりました!
一回戦目、2.3.4の三色してた時に平良さん多喜田さんに字牌が2枚ずつって読めてたのは良かった🌾
多喜田さんから発出た時平良さんを待ったけど声かからなくて、あれ?と思ったら見逃しでした。…— 鷹見としや (@tt_23_mm) October 25, 2025
この仕掛けの是非がどうだったか…。
そして、決着の時は迫る。
多喜田、いよいよテンパイ。
そのタイミングで山脇の手が止まった。
奇跡の倍満ツモに向かうならば456三色が本線。そのためには![]()
が全く要らない。
だが、
は多喜田のロン牌だ。
あくまで自己都合で真っ直ぐに向かっても… そう思われる方は少なくないはずだ。
しかし。
長考の末に安全牌を抜き、戦いの舞台から身を退いた。
しかし、山脇は夫の決定打を願ってはいなかったはず。
保里の連荘でもう1局を願っただろう。
そのために勝負を預けたのだから。
直後の保里。
イーシャンテンのところへ
ツモ。
こちらも自己都合ならツモ切るべき牌だ。
逡巡してしまった保里。
決断を保留して
を手に留め置いてしまう。
すると、多喜田の手が2段階で変化。
最終的に![]()
![]()
待ちとなり、保里の
が助からなくなった。
絶体絶命。
が、何たる生命力か。
多喜田のロン牌を吸収して打
と、ヘッドを振り替えて勝負続行。
まだ神様は勝者を誰にすべきか迷っているのか。














