最終局、オーラス
親番からの大逆転劇
山脇千文美
【A卓】担当記者:小原しゅう 2025年10月25日(土)
10/25麻雀最強戦2025最強の遺伝子が行われました。
本出場選手は、昨年最強戦を勝ち抜いたMリーガー達が押す、新時代の精鋭達。
<A卓出場選手>
明科瑞希(堀慎吾プロ推薦)
岩崎啓悟(仲林圭プロ推薦)
保里瑛子(麻雀遊戯王推薦)
山脇千文美(岡田紗佳プロ推薦)
明科瑞希(堀慎吾プロ推薦)
日本プロ麻雀協会所属
雀魂インビテーショナル2023冬で優勝の実績を持つ23歳の新鋭。
雀力は勿論ながら、当時の明科プロが優勝した際のインタビューは記憶に新しく、麻雀にかける熱い思いや人柄の良さから人を惹きつけるスター性も兼ね備えており個人的にも一押しのルーキー。
岩崎啓悟(仲林圭プロ推薦)
日本プロ麻雀協会所属
第21回日本オープン、第14回オータムチャンピオンシップ で優勝した実績もあり、天鳳は10段の実力者。
保里瑛子(麻雀遊戯王推薦)
魔将連合所属
麻雀遊戯王の番組の企画で、小林剛プロプロデュースで麻将連合の選手をアピールするという企画を勝ち抜き本最強戦の
が決定。
山脇千文美(岡田紗佳プロ推薦)
日本プロ麻雀連盟所属
Mトーナメントにてダル点数申告でも話題の山脇プロ。
勝利者アンケートでは2025最強戦では史上2番目となる64.4%を記録。
東1局
岩崎の親番で岩崎と山脇が開幕から満貫手の勝負手を聴牌するも明科、保里が丁寧に受けたこともあり、流局。
ただの流局なかれ、本最強戦は持ち時間ルールが採用されており、岩崎、明科に関しては本局で55秒を消費してしまい終盤局の持ち時間の不安が残った。
東1局1本場
X事前投票結果で堂々1位の山脇がツモリ四暗刻を聴牌。
山にも1枚あり大きな見せ場となるものの、
先制リーチをしていた明科の和了牌を山脇が掴み山脇は痛い失点となってしまった。
東2局
先ほど手痛い失点となってしまった山脇がドラの
を重ね、先ほどの失点を充分取り返せる勝負手で先制リーチをするも、役牌バックでしかけていた岩崎が岩崎の勝負手を躱し、400-700の和了に成功。
山脇は勝負手で聴牌にはたどり着いているものの後一つ和了までが遠く苦しい展開に。
東4局
ここまで岩崎、明科の両名の和了のみであったが、ここまで静寂を保っていた保里がホンイツのペン3萬の聴牌から、8萬を暗刻にし、![]()
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引きで良形聴牌の手替わりにも対応できる
切りとし
単騎待ちへ。
単騎に変えた次巡にツモ和了となり1300-2600の和了とし大きな加点となり、山脇以外の3名は原点以上の持ち点を保有し、南場へ。
南1局
27700点持ちの親番・岩崎がドラの
をポンすることに成功し、![]()
のシャンポン聴牌を入れるも、事前インタビューで岩崎プロに勝ちたいと話していた保里が
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待ちで追いつき岩崎から
を和了する事に成功。
南3局1本場
前局、保里が4800点の加点と親番連荘に成功し、36900点持ちのトップ目で迎えた南3局1本場。
3着とは16000点差離れているが、山脇のラス親も残っている為、更なる加点をしてリードを広げておきたい状況で、![]()
のノベタン先制リーチを打ち、2600は2700オールのツモ和了に成功し、決勝進出が盤石となる大きな和了となった。
南4局















