#即リーチ あなたはする・しない?佐々木寿人に訪れた選択【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 10/27 第2試合】担当記者 渡邉浩史郎

三色の和了りがあったかどうかは不明だが、勝又のドラ3は間違いなく封じ込めた一局となった。

スピーディーに局は進み、【南3局1本場】。ここで和了ってマンガンツモ圏内にしておきたい寿人。第一打は【1ピン】として手牌を全部タンヤオ牌に。

そしてわずか4巡でこの形に。第1打【1ピン】を切っていなければ【2ピン】の一発ツモ……と思う人もいるかもしれないが、今回は先ほどと違って打点が赤1枚しか確定していないため、恐らく前巡にタンピンのくっつきに受けているだろう。結局同じ形になっていそうだし、何ならカン【2ピン】ダマテンに構えていても……

こういうフリテンリーチを敢行しそうだ!山に3枚残っている【4ピン】。これを……

軽々と一発ツモ!裏ドラが乗ればあわや倍満というところだったが、ここは乗らずの跳満で3着の萩原を捲り返す!

このまま和了って3着確保……と行きたいところだったが、最後は萩原に隙無く和了り切られてしまい、無念のラスに。

このラスで寿人の個人成績はちょうど0ptに。チーム5連勝とはいかなかったものの……

格闘倶楽部は10月だけでここまで300ptをoverするプラスに。トップ獲得がチームとしては一番遅く、一時期は最下位まで経験していたが、気づけばトップ争いに名乗りを上げている。やはり木・金の二卓同時進行の影響は大きく、チーム全体が既に1/4を消化しようとしているMリーグ。次にこの勢力図が大きく塗り替わるのはいつなのか。

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