「麻雀の教科書」滝沢和典がほどこした アガリへのスパイス【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 11/18 第1試合】担当記者 ゆうせー

南2局

南3局と、そのままの勢いでアガリを重ねて、

トップを獲得。

チームとしても、

500ポイントの大台に乗せた。

さて、「麻雀の教科書」滝沢和典から、我々が見習いたいことが、まだ2つある。

まず1つ目は、「謙虚」なところだ。

「誰でも勝てる席だった」

と語る滝沢。

麻雀は、4人で打てば、誰かは必ず4着になって「負ける」ゲームだ。

勝って驕らず。

こういう打ち手となら、何度ぶつかって跳ね返されても、また戦いたくなるものだ。

もう1つは、「麻雀の話をとても楽しそうにする」ところだ。

チンイツをアガった東3局について聞かれると、待ち取りの話をしたあとで、

「それよりも、(テンパイする前の)変化を考えていて…」

「そもそも、【3ソウ】【6ソウ】をチーすると、【2ソウ】【5ソウ】【8ソウ】【3ソウ】【6ソウ】【9ソウ】になるんでチーしようと思ってて…(なんちゃらかんちゃら)」

と、その前の思考もスラスラと話していた。

麻雀について話す滝沢は、いつだって本当に楽しそうだ。

見ていて、こちらも明るい気持ちになる。

紳士的で、麻雀が大好きな打ち手「滝沢和典」。

彼の姿勢こそ、麻雀打ちとして、

我々の「お手本」である。

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