さらに、ソーズは![]()
![]()
![]()
の中ぶくれ形。タンヤオの仕掛けも有効な形となった。実際、マンズの並びもカン
を鳴くためのフォーメーションに変化している。
すると、
上家の勝又から、
が放たれた!
下石はどうする!?
鳴く? スルー?
仕掛けるならどう鳴く!?
ここは迷わず、![]()
の形でチーした!!
この場面で驚きだったのは、巷で大人気のトップ量産型AI・ウロボロスくんの判断だ。
「スルー寄りかな。」
なんと仕掛けずにスルーする選択を勧めたのである。
また今回、鳴きを勧めたのは
オメガΩ(副露派)
「![]()
を使ってチー寄りかな。」
ガンマγ(守備重視派)
「![]()
を使ってチー寄りかな。」
この2タイプなのだが、どちらも下石の鳴き方とは異なっていた。
では、一体なぜ下石は、それらとは違う![]()
を使ってのチーという別のルートを辿ったのだろう。
だがその答えは、しっかりと盤面に隠されていたのである。
① 自分自身・一馬・朝倉がマンズ以外から切り出している。
➡︎マンズが高くなりそう。
② 勝又が、それを見てカン
ターツを外してきた。
➡︎マンズの下目は持ってるかもしれないが、上目は持ってないかも。
③ 全体的にマンズは良くないかもしれない。だが、朝倉が
をツモ切ったこともあり、
は山にいる可能性が高い。
という思考の流れがあるのだ。
つまり今回のネックは、マンズの下目にあたるドラ表のカン
。そこを解消しつつ、
のアンコやポンに備えるのであれば、![]()
で仕掛ける必要があったのである。
これは、下石が得意とする「連鎖読み」の技術。
そして、その技術を一冊にまとめた初の書籍となる

「図解・麻雀連鎖読みテクニック」が、11月11日に竹書房から発売予定。せっかくなので、ここで宣伝しておこう。
https://www.takeshobo.co.jp/book/b10195081.html
著者:下石戟
構成:坪川義昭(金曜担当ライター)
この後、おそらく本人もそこまで期待はしていなかったであろう、ドラの
を引いてイーシャンテンになると
この
引きで、シャンポン待ちテンパイ。
そして、もともとの狙い目だった
は、当然のように山に2枚残っている。
昨シーズンのMVP・下石戟。
一見すると細かく、目立たないプレーかもしれない。だが、一つ一つの選択の積み重ねが、やがて大きな結果へと連鎖していくのである。
こうしたファインプレーを称えて(たたえて)、この章は幕を閉じるのであった──。
そう、普通はそうなるんだけど…。実は、この局の凄みはまだ終わらない。その下石の仕掛けに潜む(ひそむ)、わずかな違和感。そこに気づいた者がいた。
それは、
を引き、ドラ待ちのカン
テンパイしたところで手が止まる。
(なんだ… あのリャンメンの仕掛けは…。ドラが
なのに
チーだと!?)
そう考えると、自ずと浮かび上がってくるのが、![]()
![]()
![]()
などの仕掛け。つまり、ドラの
が手の中で固まっている可能性だ。













