ようやく先手が取れてリーチ!
しかしは親とモチモチ。
またしてもアガれず。親の連荘。
厳しい。
午前3時
外は真っ暗だ。
この表情は「ちょっとアガらせてよー」というよりは、
「モチモチか・・打たなくてよかったな」の表情だろうか。
魚谷は常にポーカーフェイスだ。
同6本場
今度はアガれそう。
リーチ!!
ツモり四暗刻をテンパイしていた小林が
をつかんでホラ、アガれ……
ない。
小林剛。切らない。
確かに2枚切れ、はドラ表示牌とあればアガリは難しそうだ。
とはいえツモれば役満。
ツモれば大逆転。
小林、さすがの選択だ。
魚谷またしてもアガれないかと思われたが、
終盤に最後のをツモ。
6本場で大きなアガリになった。
続く南2局も仕掛けて3900を出上がり、2着がぐっと近づく。
午前5時。
まだ外は暗いが、少し遠くが白んできたか?
しかし南3局には4巡目に小林のダマテン2600、オーラスには仕掛けていた勝又に赤赤の3900を放銃してしまい、微差で3着に落ちてしまった。
ポーカーフェイスの魚谷の表情からは心情は図れない
「最後放銃しなきゃなー」と思ってるだろうか、いや、私には3着には落ちてしまったが、自分の納得いく麻雀が打てたという表情に見えた。
午前7時。
外はもう明るい。
今日の魚谷の麻雀を見いて、今日の朝日のように明るい未来が待っていると確信した。
いやー、今日もいい麻雀だったなあ!!
観戦記ライターもお役御免の時間だ。
何か大切なものを忘れている気もするが、私は布団にもぐりこんだ。
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