麻雀最強戦2019
男子プレミアトーナメント
「空中決戦」【A卓】
“たかがネット麻雀”
という中傷を覆した
「天鳳」プレイヤー達の戦場
【A卓】担当記者:masasio 2019年6月23日(日)
「ネット麻雀」
皆さんはどのようなイメージがあるだろうか?
「どうせゲームの麻雀でしょ?」
「イカサマがあるんじゃないの?」
「ラスを引かなきゃいいんだよね?簡単じゃん」
「回数さえこなせば上に上がれるんだよね?」
・・・
「違――――――――う!!!」
筆者もネット麻雀「天鳳」をプレイする一人であるが、上に述べた数々の罵詈雑言(悪気がないのは分かるが)は私が実際に言われたことのあるものである。
もちろん私も「違う!」と否定したいのだが、曖昧な返答をしてきたように記憶している。
麻雀最強戦2019
アース製薬杯男子プレミアトーナメント
「空中決戦」A卓
「ネット麻雀」とは何かを教えてくれるのに最適な4人が激突する。
東家スタート
ZERO
オンラインネット麻雀「天鳳」(以下天鳳)において最高段位である十段を複数回達成。
5000試合以上のランキングで堂々の1位を誇る、天鳳最強プレイヤーの一人だ。
Mリーグの観戦記でご存じの方も多いだろう。
今回対戦する4人の中で唯一天鳳位(十段の上の位)になっていないが、実力で劣っているということはないだろう。
4人の中で一番攻撃的で、一番引き出しが多いのではないだろうか。
気合の天鳳Tシャツを着て参戦だ。
南家スタート
朝倉康心/ASAPIN
初代天鳳位にして第11代天鳳位。
プロ入り後は最高位戦Aリーグ昇級、
Mリーグに指名されるなど大活躍。
言わずと知れたネット麻雀界の先駆者である。
麻雀は4人の中で一番対人重視、場況重視といえるだろうか。
実力、実績ともに一歩抜きんでているイメージがある。
西家スタート
齋藤豪/gousi
今まで誰も成しえなかった、麻雀プロで天鳳位を達成した齋藤。
満を持して最強戦に初参戦だ。
天鳳での実績はもちろん、麻雀プロ歴も長く競技タイトル獲得の経験もある。
ようやくたどり着いたこの舞台、一番力が入っているのではないだろうか。
麻雀は4人の中で一番オーソドックス。繊細で丁寧な印象だ。
是非参考にしていただきたいと思う。
北家スタート
石川遼/すずめクレイジー
第4代天鳳位。
休日しか打たないという徹底した自己管理で天鳳位を達成。当時は話題になった。
4人の中で一番守備寄り、メンゼン寄り。
昨年の最強戦では一回もアガれずに敗退してしまった。