麻雀最強戦2019男子プロ代表決定戦「悪魔の逆襲」観戦記【決勝卓】白鳥、多井、猿川、勝又、4人の命を削った真夏の夜の全21局

猿川だ。

勝又がドラのをツモ切って12000

勝又はもう自分のツモ番はなかった。

が通ればテンパイ料ゲット!というところだったが、これはどうだっただろうか。

親の猿川は連荘狙いということでを掴んでも切るかもしれないところだが、その猿川のツモ番ももうない。

単純にテンパイ料だけを取りに行っての放銃だがこれも勝又の想定内だったのだろうか?

まだテンパイ料で勝負が決まる局面でもなかっただけに少し意外に感じた。

続く1本場

少し心配な勝又だったが、いつも通りの冴えを見せる。

どうということのない手だったが、4トイツになった時点でを切ってチートイツの一本狙いに絞る。

お?

 おお!!!

あの手からわずか2巡でチートイツテンパイ!

何気なく切っているように見えるが、少ない情報からわずかでも山に残っている可能性が高い牌を残している素晴らしい手順だ。

待ちのドラは親の猿川が1枚切っている。

こういう場合は親の安全牌として白鳥、多井がを合わせない可能性も高い。

普段の勝又であれば、確実にダマテンにする局面だが、先ほど12000を放銃しており、さらにトップしか意味がない闘い。

様々な要素が重なって、勝又はリーチに踏み切った。

 

これに捕まったのは多井。

は猿川に合わせることができたが、猿川の安全牌として残していた格好だ。

メンゼンでテンパイすれば気持ち良くを勝負できただろうが、仕掛けてかわそうとしての放銃。

待ちは充分アガリも見込めるところ。

不本意ながら致し方ないといったところか。

あがった勝又は一安心。

失点を早い段階で取り返せたのは大きい。

続く東3局は白鳥が3軒リーチを制し3000/6000のツモアガリでトップ目に立つ。

多井は8000放銃に加えハネマンの親被りと苦しい展開。

大きく点棒を減らしてしまった。

東4局1本場

形式テンパイで親をつないだ勝又にチャンス手。

早い、良形、高打点と三拍子そろった仕掛けだ。

もっともこの半荘は12000、8000、3000/6000というアガリが出ているので

5800では高打点とは言えないかもしれないが、6巡目でこのテンパイならもらったも同然だろう。

しかしこれが決まらない。

じり貧の多井がこのテンパイ。

ジュンチャン三色ドラ1

ダマでハネマン。

当然のダマテンかと思われたが、多井は「リーチ!!」

点棒的に少しでも高くしたい、というのは分かるがダマでハネマンも大きいだろう。

まだ東場だが勝負所と踏んでのリーチだ。

この仕掛けと、リーチを受けた2着目猿川

456の三色テンパイだ!

三色ってこんなに出来ましたっけ???

しかしここで切るは多井のアタリ牌。

裏ドラも乗って16000、倍満のアガリとなった。

猿川にしてみればこの手からの放銃は悔いはないだろう。

しかし実は多井のリーチが入る前に上家から切られたをスルーしているのだ(チーすればタンヤオのテンパイ)

これが予選のように上位2人が通過というルールだったならばチーしていただろう。

この東場を見るだけでも

・勝又の12000放銃

・勝又のドラ単騎リーチ

・多井のハネマン確定のカンチャンリーチ

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