②東3局 8巡目 北家 亜樹の手牌(ドラ)
さて、みなさんはどうする?
①リーチ ②ダマ
【Mリーガーの選択】
亜樹は②ダマとした。
ダマならば、対面の岡田がを切ってくれる可能性は高い。また、が亜樹の目からはそこそこ見えているので、他の二人からも余ってくることが多いと読んだのだろう。
【結果は…?】
が3枚見えになったこともあって、黒沢がを切ってしまった。亜樹がリーチをしていた場合、放たれることは無かっただろう。
亜樹の8000出アガリとなった。
【考察】
①リーチとしてツモってハネマンを狙いにいく手もあるが、先ほど述べたようにダマテン時のアガリ率が相当高いため、ここはアガリの可能性を下げないのが得策と言えよう。
筆者のオススメ…②ダマ
③南2局 8巡目 北家 黒沢の手牌(ドラ)
さて、みなさんはどうする?
①リーチ ②ダマ
【Mリーガーの選択】
黒沢は勿論、
①ハッピーセレブウェディングリーチだ。
点棒の少ないこの状況、リーチをかけてをツモったら3000-6000だ。ここでハネマンをツモれば3着に浮上し、さらなる着順上昇も狙えるようになる。
リーチをかけることで他の人が真っすぐ打てなくなり、他の人の仕掛けやリーチ、アガリを抑制出来るので、黒沢のツモ回数を増やすことが出来るという効果もある。
【結果は…?】
ツモれず流局。無念だが、麻雀をしている以上こういうこともある。
【考察】
②ダマにした方がアガれることは多くなろうが、安目の2000はアガる価値に乏しい.。また高目のでアガった8000出アガリでも、亜樹以外からの出アガリではラスのままだ。現状の点数状況では、それも物足りない。
高目安目があるとリーチを自重して高目でアガリを狙いたくなる気持ちも分かるが、ここは黒沢のように豪快にリーチをしよう。また、リーチをしていれば安目ツモでも一発や裏や赤によって、亜樹とほぼ並びになる満貫のツモアガリとなることもある。
筆者のオススメ…①リーチ