前原雄大、接戦を制して
天を目指す初トップ!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2019」の14日目第1戦は、前原雄大(KONAMI麻雀格闘倶楽部)がトップを獲得。僅差のオーラスを制した前原は、今期初勝利。試合後の前原の天を指差す謎のパフォーマンスに、なんとも言えない空気が流れた。
1回戦の対局者は、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(日本プロ麻雀連盟)、セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦日本プロ麻雀協会)、EX風林火山・勝又健志(日本プロ麻雀連盟)、そして前原。
東1局、親の岡田がいきなり長打を放つ。ドラのとのシャンポン待ちをリーチして、一発でをツモって6000オール!
東4局は、親の勝又がリーチで攻める。この待ちの赤1の手に、すでにテンパイしていた近藤がツモ切りで放銃。ウラが2枚乗って痛恨の12000の放銃となった。
同1本場、前原がここでリーチ・ツモ。ドラ1・ウラ1のマンガンで反撃の狼煙を上げる。
南3局には、近藤がリーチ・一発・赤1・ウラ1の12000を勝又から直撃し土俵際で食い下がる。
同1本場も、近藤と勝又のリーチ合戦。結果は再び近藤の討ち取り。リーチ・赤1の3900点。これで近藤3位、勝又4位と入れ替わる。
同3本場、近藤がさらにリーチで畳み掛ける。ドラのとのシャンポン待ちのこのリーチに、手詰まった岡田がのトイツ落としで御用。12000で近藤がトップ目に浮上する。
南4局5本場、近藤と4000点差の前原が・ドラ1の500・1000のツモアガリで、見事近藤を交わしてトップを獲得した。
対局後、天を指差し虚空を見つめる前原だったが、勝利者インタビューでは「(感想は)特に何もありません」と言葉少なげに語った。
▲往年のハルク・ホーガンを彷彿とさせる見事なイチバンぶりを見せた前原
【Result】
1着 前原雄大・KONAMI麻雀格闘倶楽部 3万5700点/+55.7
2着 近藤誠一・セガサミーフェニックス 3万3200点/+13.2
3着 岡田紗佳・KADOKAWAサクラナイツ 2万2600点/▲17.4
3着 勝又健志・EX風林火山 8500点/▲51.5
【Total】
1位 渋谷ABEMAS +130.8(14/90)
2位 EX風林火山 +95.9(13/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +52.6(13/90)
4位 セガサミーフェニックス +11.0(13/90)
5位 TEAM雷電 ▲15.7(14/90)
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲24.2 (13/90)
7位 U-NEXT Pirates ▲91.0(14/90)
8位 赤坂ドリブンズ ▲159.4(14/90)
「大和証券 Mリーグ2019」
10月22日の対戦は
大和証券 Mリーグ フェニックスvs麻雀格闘倶楽部vs風林火山vsサクラナイツキャスト
セガサミーフェニックス
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
EX風林火山
KADOKAWAサクラナイツ
実況:松嶋桃
解説:瀬戸熊直樹
レポーター:松本圭世(C) M.LEAGUE