中抜きとは ‐ 完成しているメンツ(順子)から真ん中の牌を抜いてオリる技術

麻雀用語 中抜きの解説

中抜きとは

中抜きとは、完成しているメンツ(順子)から真ん中の牌を抜いてオリる技術を指す麻雀用語のひとつ。

順子の真ん中の牌を抜くことから「中抜き」と呼ばれ、真ん中以外の牌を切ってオリる場合や刻子を崩す場合にはあまり使われない。

刻子を崩しても雀頭として使えたり、順子の端の牌を切ってもリャンメンの形が残るが、中抜きをするとダイレクトに同じ牌をもう一度引かないと復帰が難しくなるので、より攻撃を捨てた守備的な打ち方と言える。

中抜きの例

例)
リーチ者の捨て牌

【6マン横向き】リーチ

自分の手牌
 ツモ

自分の手牌も好形のイーシャンテンで、できればアガりたい場面。生牌はできれば一発に切りたくない。
自分のアガリの可能性を捨てないのであれば、リーチ宣言牌のスジであるや引いてきたなどを切る選択もあるが、必ずしも安全な牌とは言えない

このとき、絶対振り込みたくないという状況であればリーチ宣言者が既に捨てている現物を切るのがもっとも安全だが、自分の手牌の中ではの順子の真ん中の牌であるのみ。

上記のような場合に、自分のアガリより振り込まないことを優先(=ベタオリ)してを切ることを、中抜きと呼ぶ。

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