悲願の最強位を
ついに獲得!!
最速最強雀士が、
名実ともに最強に!!
12月13日(日)15時より、「麻雀最強戦2020 ファイナル2nd Stage」が行われた(司会:小山剛志/アシスタント:天木じゅん/実況:日吉辰哉/解説:馬場裕一・魚谷侑未/ナビゲーター:梶本琢程)。
その模様はAbemaTV麻雀チャンネルにて生配信され、多井隆晴プロが優勝した。
多井プロは、
「しばらく勉強しなくていいかな(苦笑)。3年前や4年前(のファイナル)には、正直準備不足がありました。今回はラストチャンスだと、自分の中で言い聞かせていて、後悔したくなかったので(勉強してきました)。お世話になっていた、自分の中のレジェンドの安藤満プロが、”最強位だけは獲りたいな”とずっと言っていて、”自分が獲れないときはおまえら頼むわ、取ってくれ”みたいな感じで言われていて、10何年前から獲りたかったんですけど、勉強してきてよかったかなって、報われた気がします」
と語った。
多井プロが20年越しの挑戦で、ついに最強位の座に着いた。多井プロには竹書房後藤明信社長から表彰状、金本大会実行委員長から優勝賞金300万円と、アース製薬大塚達也会長からアース製薬商品の詰め合わせが贈られた。
▲アース製薬の大塚会長からアース製薬商品の詰め合わせが贈られた
本日の対戦は2020年を締めくくる「麻雀最強戦2020」の最終戦。
日本で一番麻雀が強いものを決める戦い、麻雀最強戦。今回はファイナル。各代表決定戦を勝ち上がった勝者と団体の現役タイトルホルダーが終結し、真の麻雀日本一が決まる。
昨日の16名での1st Stageの闘いを勝ち上がったのは次の8名。
対局メンバーは次の8名。
【A卓】本田朋広 近藤誠一 多井隆晴 新津潔
【B卓】堀江貴文 新井啓文 三浦智博 井上絵美子
A卓から多井隆晴プロと本田朋広プロが、B卓から新井啓文プロと井上絵美子プロが勝ち上がった。
▲A卓1位 多井隆晴プロ
▲A卓2位 本田朋広プロ
▲B卓1位 新井啓文プロ
▲B卓2位 井上絵美子プロ
決勝は、多井・新井・井上・本田の並びでスタート。
東1局、いきなり井上にドラ3の手が入るが、ファーストテンパイは多井。同巡、新井がアンコの高め三暗刻でテンパイ。次巡、多井は とのシャンポン待ちのタンヤオでツモ切りリーチ。新井もの高めでリーチを選択。イーシャンテンの井上からが放たれて、8000点。まずは新井のリードで闘いが始まる。
東2局、本田がドラ2の手からをポン。9巡目に多井がを鳴いてマンズの一色手に。親の新井がカン待ちのタンヤオでリーチ、多井が新井からをポンして待ちテンパイ。結果は新井がを掴んで、多井がマンガンのアガリとなる。
東4局1本場、新井が8巡目にピンフ・ドラ1の待ちでリーチをかけると、次巡親の本田が待ちで追いかける(ドラ)。本田がを掴んで3900点を新井に献上。新井が多井をかわして南入。
南1局、8巡目に井上がピンフの待ちでリーチをかけるが、本田との2人テンパイで流局。
南2局1本場、9巡目に井上が再びリーチ。タンヤオ・ピンフ・ドラ1の待ち。が、1人テンパイで流局。
南3局2本場、2着目の多井が5巡目にとのシャンポン待ちでリーチ(ドラ)。同巡にを重ねた本田がそれゆえにをツモ切って一発放銃。多井がマンガンと供託リーチ棒を手に入れてトップに立つ。
オーラスを迎えて各家の点棒状況は次の通り。
多井 39,600
新井 29,200
井上 18,000
本田 13,200
逆転条件は、新井はハネマンツモ、井上はハネマンを多井から直撃か三倍満ツモ、本田は連荘あるのみ。