捲られるのはもうたくさん!!
松本吉弘、乾坤一擲
ウラドラにかけた大逆転!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」の開幕36日目、第1戦は松本吉弘(渋谷ABEMAS)が、トップを獲得。東場で丸山からバイマンをアガった萩原を、オーラスに松本がウラドラ1枚のハネマンツモで逆転トップ。捲られ続けてきた松本が、捲り返して今季2勝目をつかんだ。
第1戦の対局者は、赤坂ドリブンズ・丸山奏子、KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎、TEAM雷電・萩原聖人、そして松本の4名。
東1局は、南家・丸山がリーチ・ツモ・タンヤオの1000・2000、次局は松本から萩原へ1000点の放銃と、比較的穏やかな第1試合の立ち上がりをみせる。
しかし東3局、いきなり波乱の展開がおとずれる。
南家・萩原が12巡目にタンヤオ・赤1の待ちでリーチ。同巡、目一杯の丸山からが放たれて、ウラドラが4枚使いの。16000点のアガリで萩原が大きくリードする。
しかし、丸山も南1局にピンフ・ドラ1・赤2の手をリーチ・ツモ。ウラ1の3000・6000で戦線に復帰する。
南2局1本場は、萩原と北家・内川のリーチ合戦。この局は内川に軍配が上がる。ピンフ・タンヤオ・赤1のツモアガリで2000・4000。
オーラス、トップ目は萩原だが2番手の内川との点差は1万1500点と、マンガンツモで捲られる圏内。
最初のリーチは丸山。ピンフ・タンヤオ・ドラ1の待ち。ツモれば2着浮上は確定の手。2巡後、松本が追いかける。ピンフ・高め345サンショク・ドラ1・赤1の待ち。ハネマンツモならトップなのでツモなら逆転。ツモなら一発かウラドラが1枚必要。そして内川にも待望のテンパイが入る。イッツー・ドラ1の・シャンポン待ち。結果は、松本がツモアガリ。そして、ウラドラが1枚乗って3000・6000。
ここまで捲られ続けてトップを逃してきた松本が、逆転トップで待望の2勝目をあげた。
松本はインタビューで、
「たぶん今シーズン初めて追う側になったというか、さんざんオーラスにトップ目に立てているだけでめちゃくちゃツイている状態で、これだけトップを取れないのは開幕戦以来なので、ほんと喜びもひとしおでした」
と語った。
【Result】
1着 松本吉弘・ABEMAS 3万3400点/+53.4
2着 萩原聖人・雷電 3万1300点/+11.3
3着 内川幸太郎・サクラナイツ 2万2800点/▲17.2
4着 丸山奏子・ドリブンズ 1万2500点/▲47.5
【Total】
1位 EX風林火山 +569.3(36/90)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +299.8(36/90)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +39.0(35/90)
4位 渋谷ABEMAS +38.0(35/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲50.5(36/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲139.4(36/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲224.0(35/90)
8位 TEAM RAIDEN/雷電 ▲532.2(35/90)
大和証券 Mリーグ ドリブンズvsサクラナイツvsABEMASvs雷電
詳細情報
赤坂ドリブンズvsKADOKAWAサクラナイツvs渋谷ABEMASvsTEAM RAIDEN / 雷電■公式MリーグTwitter
https://twitter.com/m_league_■公式ABEMA麻雀chTwitter
https://twitter.com/abema_mahjong■公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCBHvzjvii3kp4gd_gw6UEIA「大和証券 Mリーグ2021」
12月3日の対戦は赤坂ドリブンズvsKADOKAWAサクラナイツvs渋谷ABEMASvsTEAM RAIDEN / 雷電キャスト
赤坂ドリブンズ
KADOKAWAサクラナイツ
渋谷ABEMAS
TEAM RAIDEN / 雷電
実況:松嶋桃
解説:河野直也
レポーター:松本圭世
(C) M.LEAGUE