8年目の“Mr.ドリブンズ”園田賢 乗りこなせ開幕戦のジェットコースター【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 9/15 第1試合】担当記者 後藤哲冶

8年目の“Mr.ドリブンズ
園田賢 乗りこなせ
開幕戦のジェットコースター

文・後藤哲冶【月曜担当ライター】2025年9月15日

今年もまた、熱い季節がやってきた。

Mリーグ2025ー26シーズンの開幕。
長いオフシーズンを終えて、ついに新しいシーズンが始まる。

 

まず、大きく変わったレギュレーションについて触れて行こう。

・試合数の増加
レギュラーシーズンの試合数が96試合から120試合へ。全体では300試合を行うことになる。
木曜、金曜は2試合同時進行という新たな取り組みも増えた。
これにより、選手の最低出場試合と最多出場試合の制限も変わっている。
最小が20、最大が40に変更になった。

・優勝賞金の増加
前年度までは5000万円だった優勝賞金が7000万円にアップ。

・最多トップ賞の追加
個人賞に最多トップ賞が増えた。

他にも小さな変更点はあるが、大きな変更点はこの辺り。

そして最後に、新チームの追加。

 

今シーズンから新たに、アース製薬がスポンサーEARTH JETSが新加入。
Mリーグは全10チームで行われることとなった。

今日の開幕戦では、早速その新チームEARTH JETSが登場。

7チーム21人で始まったMリーグは、今年ついに10チーム40人にまで拡充された。
このMリーガーたちが、今年どのようなドラマを見せてくれるのだろうか。

Mリーグファンからの期待感を全身に受けて4人の戦士達が、戦場に降り立った。

第1試合

東家:石井一馬(EARTH JETS)
南家:下石戟(BEAST X
西家:園田賢赤坂ドリブンズ
北家:鈴木優U-NEXT Pirates

新Mリーガー2人に対して、エース格の2人という構図になったこの開幕戦。
EARTH JETSはドラフト1位で獲得した石井一馬が、BEAST Xはオーディションを勝ち取った下石戟が。
このMリーグの舞台で戦えるかどうかの試金石としてはこれ以上ない機会。

東1局

【發】【5ソウ】【白】と景気よく鳴けたEARTH JETSの一馬が、【3ソウ】単騎のテンパイを入れる。
7700の高打点。これをアガることができれば、新加入の一馬としてはひとつ落ち着くことができる手だ。

そこに立ちはだかったのはやはりこの男、園田賢だ。
一馬が切ったドラの【7ソウ】、そしてそれに下石が合わせて切ると、これをチー発進。
タンヤオドラ1で、アガりの活路を探る。

どんな時でも、この局の最善を模索し続ける。
初年度にドラフト1位でこの赤坂ドリブンズ指名されたこの男は、ドリブンズというチームを象徴する選手になった。

【6マン】を引き入れてカン【3マン】テンパイを入れると。

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