園田賢、
オーラスアタマハネ!!
朝倉を交わして
首位逃げ切り!!
12月3日に行われたプロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」。
2回戦は、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦日本プロ麻雀協会)がトップを獲得。絶好調の園田は個人首位をキープ。チームも15勝目を上げて、頭一つ抜け出した。
対局者は、セガサミーフェニックス・魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)、TEAM雷電・黒沢咲(日本プロ麻雀連盟)、U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦日本プロ麻雀協会)、そして園田。
並びは、魚谷・園田・黒沢・朝倉。
東3局、黒沢がタンヤオ・ピンフ・高めイーペーコー・ドラ2・赤1の大物手。一手変りでリャンペーコーゆえにヤミテン。これに安目を朝倉が打ち込んでしまい、黒沢が12000のリード。
南1局、黒沢はドラアンコの手でリーチをかけると、手がぶつかった魚谷が一発で放銃。さらに8000を上乗せる。
南2局、園田はアンコの手でをポン。すると1枚だったドラを重ねて、ついにはアンコにしてしまう。トイトイにも取れるテンパイを、リャンメンにかまえて黒沢から討ち取って逆転に成功し、トップ目に立つ。
南3局、トップに立った園田は、、と仕掛けての好形テンパイ。先にをツモってしまい、朝倉からリーチがはいるも、をツモってオーラスへ。
ラス親の朝倉がペンでリーチをかける。奇しくも園田もカンの役ありテンパイ。朝倉がアガれば連荘、園田がアガればトップという局面。
3軒目にリーチをかけた魚谷がを掴んでしまい、アタマハネで園田のアガリとなりゲームセット。園田が試合巧者ぶりを発揮して、トップを獲得した。
園田は勝利者インタビューで「(10局中6回アガリについて)アガれるときは簡単にアガれるもんですね(笑)。(南2局の親マンガンは)誰がやってもああなるので、ツイてただけですね(笑)。まだまだ通過点だしポイント差もないので、チームが優勝するために目の前の一戦一戦を大事にしていきたいと思います。」と語った。
【Result】
1着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦日本プロ麻雀協会)3万2100点/+52.1
2着 TEAM雷電・黒沢咲(日本プロ麻雀連盟)3万1800点/+11.8
3着 U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦日本プロ麻雀協会)1万9700点/▲20.3
4着 セガサミーフェニックス・魚谷侑未(日本プロ麻雀連盟)1万6400点/▲43.6
【Total】
1位 赤坂ドリブンズ +180.4(43/80)
2位 EX風林火山 +150.5(42/80)
3位 渋谷ABEMAS +74.5(40/80)
4位 TEAM雷電 +38.4(41/80)
5位 U-NEXT Pirates ▲49.5(43/80)
6位 セガサミーフェニックス ▲55.9(39/80)
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲338.4(44/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
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