モニターに響き渡る咆哮! ラスト実況となる日吉辰哉が熱狂とともに伝えたかったこととは【Mリーグ2020観戦記12/15】担当記者:ZERO


さきほどの半荘も、何度も丸山に憑依して「慌てないでかなこ」と言っていたのが記憶に新しい。

日吉は日本プロ麻雀連盟のプロである。


一緒に戦ってきた選手が活躍し、Mリーガーに選ばれる中、自分は選手としてなかなか活路が見出だせなかった。


同期の仲間が次々に去っていく中、日吉自身も腐りかけたという。


しかし、ある一言が人生を大きく変える。


日吉の声、熱さが実況にマッチして、水を得た魚のようにすいすいと泳ぎだした。
今ではMリーグの熱狂を外に届けるには無くてはならない存在に。

日吉「僕はMリーガーを輝かせたいのではなくて、麻雀に興味を持ってくれる人が1人でも増えると良いなと思っています」
日吉「麻雀チャンネルがぱっと写った時に、「何か面白そうだな」と思ってもらえるように実況しています。」

選手になりきったセリフ回しは、相手の立場を理解できないと使えない。
Mリーグの視聴者層がどういうことを言えば楽しんでくれるかも、日吉ならわかるはずだ。

実際にこんな楽しい実況は他の番組でも類を見ない。

喉を手術して、しっかり静養し、再びMリーグで咆哮する時を多くのファンは楽しみにしているだろう。

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