この局、本田のリーチを受けて、自身は
ツモ ドラ
もしリーチがなければツモ切り、次のツモで、切りリーチ、一発でをツモっていたが、リーチに屈してしまったと。
そして彼女はこう綴ってます。
今考えてもは切っていい牌とは思えません。ですが一発勝負ということを考えれば、強引に突っ走るのもアリだったかもしれません。
今でも正解が分かりません
そう正解は、分からない。
そんな競技を、今日もMリーグで戦い、明日も明後日もどこかで麻雀を打ち、今年の最強戦で雪辱を果たそうとする。
多くの厳しい麻雀ファンの目の前で。
生き恥をさらせ
かくいう僕自身も正解を分からないままに、こんな大きなことを書いている。
戦術本を作ったり麻雀雑誌をつくったりしている。
最近負け続きでめっきり自信を失っているにも関わらず…。
いいのかと思う。
が、これしかできないんだから仕方ないだろとも思う。
麻雀最強戦実行委員長。
これしか今の僕の仕事はないんだから。
生き恥をさらせ。
そして、一緒にそれをしてくれる人を僕は麻雀プロだと思っているのです。
井上絵美子
以上ここまでがMリーガーでした。
このビッグスリーに一人挑むのが、去年の全日本プロ戦で300人のプロの頂点に立ち
ファイナルでもあれよあれよと勝ち上がり決勝卓まで行った井上絵美子です。
彼女は最後の決勝で敗れ涙しましたがそれについてこう書いてます。
完全な実力不足でした。 悔し涙みたいになっちゃったけど、 自分の麻雀が下手すぎて情けなくての涙でした
そう、彼女もまた明らかなミスをした。それが許せなかったのです。
みんな、ファイナルで負け、悔しくて、そしてだからこそ今年もファイナルに行けないと心に穴が空いてしまう。
そんな4人がA卓に集合しているのです。
それが、麻雀最強戦なのです。
佐月麻理子
続いてはB卓。
こちらは文字通り、そして例年通り
女流桜花(プロ連盟)
女流最高位(最高位戦)
女流雀王(協会)
というビッグ3団体のリーグ戦のトップが集まります。
しかし、メンバーに異変ありです。
女流雀王の佐月麻理子は一度獲得したこともあるし、最強戦でも活躍しているトッププロの一人。今回は女流雀王決定戦のオーラスで四暗刻を決めてきました。勢いつけての初ファイナルなるか。
多井隆晴最強位は、近代麻雀3月1日発売号で「最もカギになるのが佐月麻理子」と言ってます。
川原舞子
女流桜花の川原舞子は、初めて聞く名前です。
と思ったら、猿川プロのコラムで紹介されてありました。
古橋崇志プロと去年結婚した、新婚ほやほや雀士。新婚ほやほやで、女流桜花をとるとは…古橋崇志という男、なんというあげちんでしょう。
アンチデジタルの職人テクニック半端ねえ。
果たしてこの運気が最強戦で、それがどこまで通じるか。とても興味深くなってきました。
伊藤奏子
同じく女流最高位の伊藤奏子。こちらも、西嶋千春3連覇女王を倒すとは、相当です。
北海道からのリーグ戦参戦はそれだけで時間、労力、お金、しかもこのご時世と3重苦4重苦の中で女流最高位。
一度最強戦の全日本プロでベスト8まで残ったことがありますが、その時は手役を狙うがやや遅い、ちょっと勝ちは難しいなという感想を抱ました。