【最強戦】舞子おめでとうーー文・古橋崇志(夫)

数日前
「ねえ、最強戦のキャッチフレーズ変顔の女王だって!嫌なんだけど!」
いつもの、私に言われても困る意見がきた。
確かに変顔の女王はきついなと思いつつも
「黒木さんが決めたはずだからそれに従っとけば大丈夫だよ」
ここで「黒木さんありえねえなw」とか言ったら本人に言われかねない。
家庭と仕事の両天秤は麻雀より難しい。

そんなキャッチフレーズがどうピックアップされているのかも気になりつつオープニングからバッチリ待機。

 


いやまさに変顔の女王やないか!
これはおいしすぎる。

そして宣材詐欺とのコメント多数

実物のほうが可愛いと思うんだけどなあ・・いや本当に
さあ予選B卓が始まりました。
私は近藤誠一さんがとても好きなのでテレビの音量は大きめの25。日吉さんがうるさいのですぐ15に。

東1局、伊藤さんのリーチを受けて一発でを打ち出す。

少しアゴが出てきた。


ここ1年、彼女の一番変化したところだ。
1年前なら押してもから、抜いてやめる事も多々あった。そして次局もリーチを受けて

このドラが浮いている手牌からプッシュ。

口が曲がっている。
むむ、これは瀬戸熊直樹のような麻雀じゃないか?
彼女は藤崎智さんの麻雀を一番尊敬してたはずなのにおかしい。
と、妻の変化に気を揉んでいる間にオーラスに。

魚谷がさすがの強さ。これは何もできずに終わるパターンあるなと晩御飯の心配をしていたが以下の手牌に
勝ち上がりの2着と4500点差の3着目。

ドラのは3枚切れ
解説の誠一さんはカンのヤミテン、梶本さんはのリーチと意見が割れた。
カンならどう和了っても条件クリア、のリーチはツモか佐月からならは無条件、は裏1条件だ。
「うわまじでむずいわ!ねえどうしよう!?」
猫に話しかけるも聞いてもらえない。


もう色々やばくなっている。

川原の選択はリーチ。どちらが有利か考えている間に4枚目のをツモ。どちらを選択していても同じ結果。これは風が吹きそうな予感。

何とか決勝に進出するも対戦相手は連盟女流のトップ3と言っても良いメンバー。
ただ予選の勝ち方は風が吹いているので大丈夫か?と連盟イズムの予想をしていたが予選と同じく何もできないままオーラスに。

4巡目に以下の手牌

川原の条件は跳満ツモか魚谷からの跳満直撃、黒沢・亜樹からは倍満。
いきなりの選択だが2枚切れのに手を掛ける。

「!?!?まじか!でも誠一さんもこれはありと言ってるしな」
予選から通して誠一さんの意見と合致する手順が目立つ。
これは嫉妬を抑えきれない。


そして四暗刻テンパイ。山に2枚。
「これは確実にツモるな」

格好つけて言ってはみたが猫しか聞いていない。
ただ吉田光太さんも同じ思いだったはずだ。
なぜなら風もとい流れがきているから。

「龍を出せ!!」
叫んではみたが予想は全く当たらず魚谷が黒沢に放銃。

さすがに無理だなと思い、お風呂を沸かしに行った。
このような舞台で2局連続跳満テンパイなんて見たことないもの。
配牌

うん。やっぱり無理だ。

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀戦術シリーズ 新刊情報/