白田みおが4戦3勝の大暴れ!続々とスタートを切る有力選手の結果やいかに EX風林火山ドラフト会議指名選手オーディション
【2021年6月4〜6月6日】
EX風林火山のドラフト会議指名選手オーディションは、日程を消化するにつれて徐々に上位陣の数字の推移が見えてきた。300ポイント台に乗せてきた選手も出て来ており、これから打つ選手もある程度ターゲットが見えて来た中で戦うことになるだろう。
6/7に公開された配信対局は、それぞれに違った個性を持つ4者の対決。対局の消化状況も違う中で、どのような麻雀を見せるのかが注目された。
6/7配信対局メンバー ※ポイント・消化試合数は開始時のもの
齋藤豪(日本プロ麻雀連盟) 3.0pt 0戦/16戦
梅村日奈子(麻将連合) -201.6pt 12戦/16戦
古橋崇志(日本プロ麻雀連盟) 80.2pt 8戦/16戦
白田みお(RMU) -16.4pt 4戦/16戦
局面は初戦の東1局から大きく動く。梅村、齋藤に続いて3軒目のリーチを打った白田が齋藤から一発でドラを打ち取ると、裏ドラが3枚乗っていきなりの倍満直撃。
白田は東3局の親番でも倍満をツモ、2度の倍満を決めて初戦で大きなトップを獲得。勢いのままに2戦目・3戦目も制して3連勝を飾った。
快進撃を続けた白田に待ったをかけたのは齋藤。親番でのハネ満ツモで大きく抜け出すと、南3局にもハネ満を出アガってダメ押し、6万点オーバーの大きなトップで、白田の4連勝を阻止した。
1日トータルでは、3連勝の白田が160ポイントを超える大きな勝ちを積み重ねて2節目を終了。1節目の齋藤は4戦目の大トップにより、微増での節消化となった。3節目で正念場だった古橋は大敗。梅村は最終節で爪痕を残すことはできず、全日程を終えた。
配信卓以外の対局では、団体推薦の松ヶ瀬隆弥(RMU)が2節目で229.2ポイントと大勝して2位に浮上。今井伸吾(最高位戦日本プロ麻雀協会)が2節連続で100ポイント越えのプラスを記録し、4位にランクインした。
その他、6/4・6/6と連続での対局となった森下剛任(日本プロ麻雀連盟)が2節で170ポイント以上をプラス。また、最注目選手の一人である現雀王・矢島亨(日本プロ麻雀協会)が120ポイント越えのプラスと好スタートを切っている。今週から対局が始まる有力選手もおり、ポイント動向はますます混沌としてくることだろう。
EX風林火山ニューメンバーオーディションはABEMAプレミアムにて配信中!
6月7日:齋藤豪 vs 梅村日奈子 vs 古橋崇志 vs 白田みお (1回戦)
https://abema.tv/video/episode/558-1_s1_p17
さいたま市在住のフリーライター・麻雀ファン。2023年10月より株式会社竹書房所属。東京・飯田橋にあるセット雀荘「麻雀ロン」のオーナーである梶本琢程氏(麻雀解説者・Mリーグ審判)との縁をきっかけに、2019年から麻雀関連原稿の執筆を開始。「キンマweb」「近代麻雀」ではMリーグや麻雀最強戦の観戦記、取材・インタビュー記事などを多数手掛けている。渋谷ABEMAS・多井隆晴選手「必勝!麻雀実戦対局問題集」「麻雀無敗の手筋」「無敵の麻雀」、TEAM雷電・黒沢咲選手・U-NEXT Piratesの4選手の書籍構成やMリーグ公式ガイドブックの執筆協力など、多岐にわたって活動中。