■岡崎涼太(日本プロ麻雀連盟)
■尻無濱航(日本プロ麻雀協会)
予選B卓(中村・尻無濱・岡崎・岸)
南3局1本場 ドラ 親番岡崎
2着目北家の尻無濱がのポンから仕掛けてゆく
目いっぱいに構えていた33700点持ちトップ目の親番・岡崎は生牌もツモ切り
そこに4着目の中村から三色のリーチ。そのリーチ受け1発目に尻無濱が現物のツモ切り
金本「これを仕掛けてタンヤオのテンパイ(中村の現物にがある)を取らなかった意図は?」
岡崎「尻無濱さんもテンパイに見える。鳴くほどでもないかなというところ」
尻無濱「ピンズは結構切りやすい。と鳴いて(安全牌を消費して)、1枚も押したくな状況でどこまで1500点で攻められる?っていうのはあるよね」
↓結果
メンゼンテンパイが入り、ヤミテンに構えて岸からのアガリで加点、連荘。
南3局2本場 ドラ 親番岡崎
岡崎・尻無濱はこのリードを守って半荘をおわらせたい。
ラス前の2着目尻無濱の打ち方はとても難しい7巡目。
チートトイツイーシャンテン、ここから何を切る?
尻無濱「点数的にもリーチが入っても押し返せないので、も仕掛けない考えだった。安全に局を潰せるチートイツにしたい」
危険度が増しそうなピンズのターツを外す選択。
このままチートイツのテンパイを入れる。単騎待ちの選択だが…。
尻無濱「リーチはいったら押し返せない手。ドラじゃない方がアガリやすいように見えたが、は一枚見え。しかも自分からは6枚見えなので、他家の攻めに打ちづらい筋になるからそちらを切る方を選んだ」
岡崎「親がトップ目なので親の攻めもないから、親の現物待ちにしても意味ないしね」
のスジが自身から多く見えていること・万一アガれたときに大きいのでドラ単騎に構えた
ドラからに待ち換え。テンパイは維持したいが…。
岸からのリーチが入る。
トイツのも落とすが再びテンパイも、中村の仕掛けで自身で切っているを送り込まれるも上記の理由でかなり危ない・も通っていないので初めのテーマに従い再びオリ。
↓結果
流局。リードを守ったまま岡崎・尻無濱の2名が勝ち上がり。
決勝戦(尻無濱・岡崎・齋藤・増田)
東4局1本場 ドラ 親番増田
2着目尻無濱が場風のから仕掛けてゆく。ピンズのホンイツ。
そこに親番の増田がピンズの→の順でターツを落としてゆく。勝負の一局にするという意思表示か。
さらにチー。
岡崎もをポンして参戦、染め手に向かう。
(引いてきたのは)
増田、勝負手だがの部分のがポンされててきつい、ここはソーズを決めて切りの選択とする。
尻無濱「がポンされて、対面の岡崎さんとソーズの受けがかぶってるし、いい受けじゃなくなってしまったと」
岡崎「を切ってしまうと尻無濱さんのピンズの染め手にピンズが無防備になってしまうのもあるよね」
尻無濱、を引いてきて嫌な顔。一旦切りで迂回。
マンガンのイーシャンテンとなったため、手が見合うと判断しここは打。
尻無濱「イーシャンテンかテンパイかの判断はつかなかった。ホンイツもチンイツもあると思った」
↓結果
を捉えた増田がテンパイ、リーチにゆくも岡崎のチンイツ・ドラに12,000の放銃。