指が11本折れてもリーチ!東城りおの度肝を抜く確定三倍満リーチ宣言 【Mリーグ2021観戦記 10/18】担当記者:危険な鬼太郎

指が11本折れてもリーチ!

東城りおの度肝を抜く

確定三倍満リーチ宣言 

文・危険な鬼太郎【月曜担当ライター】2021年10月18日

Mリーグの選手の顔を見ると実年齢よりも若く見える選手が個人的に多いと思う。

好きな麻雀という職業を生業としているのでストレスを感じにくいのも原因なのかもしれないが、美容に気を遣っている選手もまぁ多い。特にほとんどの選手がよくカメラに映る手を綺麗にしている。

解説の多井ももう50歳近いはずだが肌がモチモチしすぎている。この男は麻雀のみならず肌年齢も強いのか。

【2回戦】

東1局 親・東城 ドラ【北】

滝沢がリーチのみながら先んじて聴牌をしてリーチ宣言。

これに追いついたのが打点もあり好形な朝倉。

リーチ【東】赤の【5ソウ】【8ソウ】の5200の勝負手。1回戦にラスを取ってしまった小林の為にも是が非でもチームにトップを持って帰りたい朝倉。

もう尋常ではない顔をして卓上を睨みつけている。

しかしこの局を制したのは滝沢。勝負手の東城から【1ソウ】を捉えて

リーチのみの1600点のアガリ。現在最下位に沈んでいるKONAMI麻雀格闘倶楽部。まだまだ前半とは言えこの嫌な流れは早めに断ち切っておきたいところ。

東2局 親・朝倉 ドラ【9マン】

村上が序盤で勝負手を貰って小考。

四暗刻も見えるこの手牌。

【5ピン】を切ればペン【3ソウ】を引いたら気持ちよく【西】と引っ掛けの【5ピン】リーチが打てるし、七対子と四暗刻の渡りも打てるので打【5ピン】じゃないのか? と思いきや村上は

手の中を好形にするために打【2ソウ】を選択。七対子のイーシャンテンには取りながらも、手牌の横伸びを目指していく。

村上はここから【3ピン】【4ピン】と引いて聴牌をするものの、

リーチをせずにシャンポンの一盃口のみの1300点のダマに構えた。

なまじ【西】【2ピン】が1枚切れずつなので、ここはピンズを伸ばしてピンフ一盃口を目指していきたい所。手が伸びればこの手は二盃口まで変化する可能性もある。

ここで滝沢がリーチ宣言!

リーチ高めドラの【6マン】【9マン】の手。

そして一発目に滝沢のアタリ牌である【6マン】を引いて、現物の【2ピン】を切る村上。

打点や待ちを付けての後手からの切り替えしを狙う。

ここで攻めたのが親番の朝倉。上家の東城がリーチ者滝沢の現物の【5ピン】を合わせ打つと朝倉はこれをチー!

タンヤオ赤の【4マン】【7マン】の2900点の聴牌。自分の手で滝沢に通りそうな牌が【4マン】ぐらいしかないので【7ピン】もプリプリと押し通す。

この局を制したのは滝沢。

ドラの【9マン】をツモっての1000-2000のアガリ。

この局、実は滝沢はかなり危ない行為をしていて、

滝沢はまだ下家の山が残っているのに自分の山からツモ牌を持ってきて切りかけた。しかし他の3人は滝沢が間違った山からツモったのに気づき、必死に滝沢がツモ切るのを止めた。

そのおかげで滝沢にはペナルティが付かず、この行為は見せ牌扱いとなった。

当たり前と言えば当たり前の行動ではある物の、美しいスポーツマンシップを見たなと思った。

東3局 親・村上 ドラ【6ソウ】

これまで打点のある手がいっさい入らなかった村上が親番で打点のあるリーチ宣言。

リーチ赤ドラの【4ソウ】【7ソウ】。待ちも打点も十分なリーチ! しかし次巡、滝沢からツモ切りリーチがかかり、村上が【9ソウ】をツモ切ると

これがなんと滝沢のアタリ牌。リーチホンイツ一盃口ドラの12000の痛すぎる放銃。中々村上に展開が向かない。

南1局 親・東城 ドラ【6ソウ】

親番の東城がドラドラなのに1枚目の【中】をスルー。

形に不満があるので鳴かなかった… という事だとは思う物の、とりあえず鳴けば7700ぐらいは簡単に作れそうなのでとりあえずポンして【西】を1枚外したいのが人情という物。

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