「バランスのゲーム」を乗りこなせ!! 沢崎・小林・多井・黒沢、それぞれのバランス。【Mリーグ2021観戦記1/21】担当記者:渡邉浩史郎

多井がいきなりの【9ソウ】ポンから発進。降りられないトップ2着の両名からホンロウトイトイのマンガン直撃2着や望外の跳満ツモでのトップを狙う。

小林はタンヤオの見える面子手。条件は既に満たしているだけに、ドラの【北】から打っていくが……

これを親の沢崎がポン! 打【2ソウ】で、役牌重ねてのアガリというよりはホンイツを大きく見据える。

多井からマンズがオールパス状態になるというのも目論見に入れてか、狙い通りにチーして手を進めていく。

小林もタンヤオで仕掛けて【2ソウ】単騎聴牌。これが一枚切れとはいえ山山で現状誰からでも出る状態。小林4連勝か……?

しかし沢崎が追い付く!! カン【8マン】がなんと4山!! 勝つのは……

沢崎だ! ドラポンからの見事な構想で4000オールを決めた!!

オーラス一本場、跳満条件を小林に押しつけてのノーテン流局でトップ獲得は圧巻の一言。

独特のバランスを持つ四者の戦い、いかがだったであろうか。

自分のバランスと近い強い打ち手を研究することは麻雀が強くなる最短ルートでもある。是非皆さんも自身のバランスを探ってみてほしい。

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