決戦は南3局1本場 覚悟を決めた男達の運命は── #麻雀最強戦2022【Мリーグスペシャルマッチ】観戦記【A卓】担当記者:徳岡明信

決戦は南3局1本場
覚悟を決めた
男達の運命は──

【A卓】担当記者:徳岡明信 2022年6月5日(日)

麻雀最強戦×Mリーグがついに実現だ!
竹書房の創立50周年を記念した初コラボ企画である。
Mリーグ全8チームから選抜された1名の選手がファイナルへの切符を賭けて激突する。

A卓に出場するチーム選抜選手は

東家 EX風林火山代表 勝又健志

昨シーズンは惜しくも連覇を逃してしまったEX風林火山からは軍師・勝又の出陣だ。
麻雀IQ220の異名を持つ勝又、緻密な戦略を駆使して勝利の栄光へと狼煙を上げる。

 

南家 赤坂ドリブンズ代表 園田賢

初年度チャンピオンの赤坂ドリブンズからは卓上の魔術師、園田が登場だ。
着順取りはお手の物、鳴きと読みと魔術で卓上を支配しファイナル行きの切符を掴み取れ。

 

西家 TEAM雷電代表 萩原聖人

Mリーグでは個人、チーム共に悔しい結果となった。
この鬱憤を晴らす時は来た。チームメイトの黒沢咲に続きファイナル進出を目指す。

 

北家 U-NEXT Pirates代表 瑞原明奈
昨シーズンMVPがチームの代表として出航だ。
Mリーグの勢いそのままに最強戦の舞台でも全員蹴散らしてしまうのか。

 

以上4選手による戦いが始まる。個人戦ではあるが、チームメイトやサポーターの想いを背負って戦っているのは至極当然だ。
Mリーグの演出で行われる最強戦の対局。麻雀界の歴史に新たな1ページが刻まれる。

 

東1局、開局から瑞原に大物手が入る。

タンヤオピンフドラドラ、【3ピン】で高め三色同順のテンパイ。これをヤミテンとする。
Mリーグのような長期戦でのポイントの積み重ねシステムであればリーチの選択も大いにあるが、最強戦の予選は1回勝負で2着までが勝ち上がりだ。この手をアガれれば大きなアドバンテージとなる事は間違いない。
さらには3巡前に園田は【3ピン】を切っている。河もマンズのホンイツ模様でヤミテンなら切ってくれる可能性も高い。

実際に園田はマンズのホンイツを狙っていた。

13巡目に切られた【白】をポンしてカン【8マン】でテンパイする。しかし【8マン】は場に2枚切られている。さらにここから【3マン】【7マン】【9マン】をポン出来ればトイトイへと変化する。

萩原も中をアンコにして【2ソウ】【5ソウ】待ちのテンパイを入れるが【2ソウ】が既に場に3枚切られている。

瑞原にとって非常に有利なめくり合いの結果は──

やはり瑞原のアガリ。安目ではあったがタンヤオピンフドラ2の8000点を萩原から打ち取る。

放銃した萩原の苦悶の表情とアガった瑞原の冷静な表情が対照的なのがとても印象に残る。

東4局、瑞原はリードしても手を緩めない。

ノベタンの【4ピン】【7ピン】待ちでテンパイ。現状トップ目ではあるが、このくらいの点差ではまだまだ油断できない。この手をリーチしてアガれば決定打になる。

【5ソウ】をチーして勝又も応戦に出る。三色同順ドラ1の、カン【7ピン】で追いつく。
手牌に安全牌はゼロなので勝又本人も気は進まないチーだろう。このリーチを交わせたら大きな意味があるのでここは前に出たという感じか。

しかし勝又の抵抗虚しく、瑞原の
リーチツモタンヤオドラドラの4000オールが炸裂する。

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