【西原理恵子 ＆ 山崎一夫】分岐点は４トイツ１メンツ半！

チートイツの１シャンテンを９枚受けにして最速でテンパイした時点では待ちが悪いことが多い。
でも待ちごろの牌に変えるには数巡かかるし、そもそも少ないことも多い。

即リーせず巡目が進んだ後で待ちごろの牌を引いても手遅れ気味。
先手ならチートイツだけでなく、チャンタもメンホンも即リーでいいでしょう。

チャンタは事前の迷彩より、リーチの後ヒッカケの方が効きます。
引っかかった私が言います。

ヒッカケ牌を持って来てからリーチは却って疑われる。
メンホン・チートイツ？　いいじゃないですか。

第一打に字牌を切らないタイプの人は、これができます。

麻雀には色んなコミュニティがあるので、ここで述べたのはフリー赤入りご祝儀いろいろ、そしてソフトピンくらいの話です。
コミュニティに合わせてダマの最適ポイントを見つけましょう。

１３００悪形・ピンフのみ、２０００からザンク・赤２枚悪形、三色のみ悪形、出てもツモでも８０００、出て８０００ツモ１２０００、高目ならマンガン、高目だと純チャン三色で５ハン違う、ツモか直撃なら逆転、ツモり四アンコ。

「場合によるよ」から「俺の場合はこう」と割り切りましょう。

 

（文：山崎一夫／ｲﾗｽﾄ：西原理恵子■初出「近代麻雀」2018年9月1日号）

●西原理恵子公式HP「鳥頭の城」⇒ http://www.toriatama.net/
●山崎一夫のブログ・twitter・Facebook・HPは「麻雀たぬ」共通です。⇒ http://mj-tanu.com/

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