跳満女王復活! 茅森早香、出血大サービスの「一日二跳」【Mリーグ2022-23観戦記2/20】担当記者:徳岡明信

この亜樹のリーチを受けて
松本が亜樹のアガリ牌の【4ピン】をビタ止めしてチートイツのテンパイを取り、

そのままテンパイを維持して流局に持ち込む。

流局後に表情がカメラに抜かれていたが
「あぶねぇ…」
という心境が表情でも充分伝わるが

完全に口から「あぶねぇ…」と発している口の動きをしていた。

何ともお茶目で愛くるしいほんの一瞬のワンシーン。
気になる方は是非ABEMAプレミアムの見逃し配信より
2:22:02辺りから見て頂きたい。

そんなお茶目な松本はさておき、

本日の亜樹の積極策が一番目立っていたのは南3局

【3マン】切りのシャンポンリーチ。【1マン】が3枚場に切れているとは言えリャンメンに受けてのリーチが普通に感じる。

しかしここで満貫ツモアガリは次局の着アップ条件がかなり緩和される。
裏ドラも2枚乗りやすい牌姿なので跳満ツモはトップの可能性まで見えてくる。

余裕がある者のみ許されるような大胆な選択。
これが今までの貯蓄を大いに活用する風林火山の資産運用の在り方だ。

「貯蓄は守るものじゃなくて増やすものよ」

そう言わんばかりのしっかりとプラン通りに3000/6000は3100/6100のツモアガリ。
このアガリで一気に茅森に肉薄するも…

最後は茅森が逃げ切り一本。萩原と亜樹のテンパイをかいくぐり、自らのアガリでトップを確定させた。

茅森自身は約2か月ぶりのトップ。
1日1跳の茅森、本日は2跳の出血大サービスだ。
フェニックスのサポーターも大いに喜んだことだろう。

ついにフェニックスがサクラナイツの肩に手をかけた。
更には
雷電とのトップラス、
ABEMASとのトップ3着
の差をつけた事で、6位以上の順位までも現実味が増した。

混沌とするボーダー争い。その過程と結末から今後も目が離せない!

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