“強運神”
白雪レイドの麻雀は
”神”の喉元を食い破るか
神域リーグ2023第3節。
筆者は池袋で行われているパブリックビューイング会場にお邪魔してきた。
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会場となったのは池袋HUMAXシネマズ。
メインシアターで行われたこともあり、広々とした会場に来場者のスティックバルーンを叩く音が良く響いていた。
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会場ではコラボドリンクの販売や、昨年ヘラクレスに所属していた千羽黒乃によるアナウンス等々、雰囲気ごと楽しめる素晴らしい空間が作り上げられていた。
神域リーグパブリックビューイングは、東京、名古屋、福岡の3会場で開催中。
事前抽選も行われているので、興味のある方は是非会場に足を運んでみて欲しい。同じ熱を共有できる仲間がいる、というのはきっと皆が想像しているよりも良いものなのではないかな、と思う。
それでは、観戦記に入ろう。
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第7試合
東家 鈴木たろう (チームゼウス)
南家 緑仙 (チームヘラクレス)
西家 村上淳 (チームアトラス)
北家 白雪レイド (チームアキレス)
第7試合は麻雀を初めて数か月の緑仙と、麻雀実力者である白雪レイドが、監督である村上、たろうの2名に挑む構図となった。
東1局は流局し、続く1本場。
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ドラ赤の配牌が入った白雪。
白雪はここから
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打。
既に1枚切れになってしまったの対子は使いにくい。
であれば重ねれば役牌になる字牌を全て手の内に残し、役牌かタンヤオでこの手をまとめようという一打。
副露を多用する実に白雪らしい一打と言えるだろう。
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白雪が村上から出たを迷わずポン。
ドラのをもう1枚引いたことで、手牌は満貫になった。
役牌になる字牌を切りつつ、本命はタンヤオへ。
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更にドラのを鳴くことに成功!
手牌はまだ少し遠いが、それでも他家からすればかなりの脅威だ。
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これを受けて親のたろう。
(たろうさん、すごく牌が見づらいです……マンズは)
たろうも白雪の捨て牌を正確に読んでいる。
「このとか普通に危ないからね」
白雪が役牌を重ねたがっていたことを看破していた。
しかし白雪の大迫力の2副露を受けてなお、たろうは止まらない。
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引き入れるは絶好の。これで待ちは
だ。
「見てるだけでも親被りするだけだからね」
何万と繰り返してきた経験が、この手この状況の最適解はリーチだと導き出す。
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白雪もたろうの宣言牌をポンして追い付いた。
待ちのドラ4テンパイ。
この局の結果は。
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たろうが制した。
白雪からアガって3900の加点。
打点こそ大きなものではないが、白雪のチャンス手を潰したという点でもアガリの価値は大きい。
東1局2本場は白雪が500、1000をアガって、東2局へ。
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ここも白雪がまずは先制。
のシャンポン待ちは変化を待つ手もあるが、ここは即リーチ。
ツモれば満貫からであるし、ここからの変化はタンヤオが消えるケースも少なくない。