渾身のダブルピースよ届け!
岡田紗佳が
栄光へと連れて行く!
文・徳岡明信【月曜担当ライター】2024年5月6日
どのチームが勝っても史上初の「偉業」
泣いても笑ってもこの2週間で全てが決まる。
23-24シーズンもいよいよファイナルステージへ。
セミファイナル大躍進のEX風林火山と
レギュラーシーズンの貯金をキープして切り抜けたU-NEXT Pirates
この2チームにKADOKAWAサクラナイツと赤坂ドリブンズが必死に食らいつく。
16戦の全直対勝負、
下位2チームにもまだまだチャンスはある。
激戦を制し、栄光のシャーレを掲げるのはどのチームか。
第1試合
東家:瑞原明奈(U-NEXT Pirates)
南家:浅見真紀(赤坂ドリブンズ)
西家:岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
北家:松ヶ瀬隆弥(EX風林火山)
スタートダッシュを切ったのは
東1局の12000点の出アガリから始まり、
東4局にはイーペーコー完成のこの手をノータイムでリーチ。
岡田は先行逃げ切りの勝ちパターンが非常に多いイメージだ。
この手を決めれば岡田の勝ちパターンに入れる事が出来るのは本人が一番理解しているだろう。
瑞原もドラドラでイッツー含みのイーシャンテンだ。
強気な打ち手だけあって、この勝負手となれば全部押し返していくであろう。
東1局に12000点を放銃した浅見。
ドラドラのこの手、のポンテンを取り待ち選択。
瑞原と同じく攻めっ気の強い打ち手だ。
両無筋のを切ってカン待ちとする。
赤受けのカンに受ける選択もあるが、
岡田からリーチが入っている状況で
が通ればが他者から打たれる可能性も上がる。
一番アガリを強く見た選択だ。
2人の反撃を受けながらも
ここは岡田が瑞原からを捕らえて8000点のアガリ。
連荘無く東場が終了、
アガリ3回は全て岡田のもので先行逃げ切りのパターンへと持ち込む。
史上初の2回目の優勝を目指して
まずは上位2チームに追いつく為にもトップを量産する必要がある。
初戦から既に条件戦は始まっている。
南2局
サクラナイツと同じく上位2チームを捕らえる事が条件のドリブンズ。
現状3着目に甘えている浅見、チートイツドラ3のイーシャンテンだ。
この一撃は是が非でも決めたいところだ。