「こうなるとまた……話が変わってきますねえ? 」
あっという間の出来事だった。
すぐさま、と引き入れての、四暗刻テンパイ。
今日2回目の役満テンパイだ。
なんとこれが、イーシャンテンだった村上から一発で零れる。
空星からロン宣言。
そして裏ドラが、なんと3枚。
リーチ一発トイトイ三暗刻発、赤裏3。11翻はなんと三倍満。
これで一気にゼウスとアトラスがひっくり返って。
「きらめすげー! 」
その横移動を眺めていたゴモリーが、見事トップを守り切る試合となったのだった。
2着に滑りこんだのは、空星きらめ。
かなり絶望的な状況からの四暗刻テンパイは流石昨年のMVP。
実は村上がを放銃しなかった場合、仕掛けが入らなければ四暗刻ツモっていたかもしれないというのも恐ろしい。
きらめ大明神のセミファイナルでの活躍にも期待が高まる。
苦しい4着となってしまったのが、龍惺ろたん。
道中は良い選択がいくつかありながらも、最後の1牌に手が届かなかった。
ヘラクレスは4着4着で、大きくポイントを減らしてしまう。
そしてトップに、麻雀ことゴモリー。
これで圧巻のプラスポイント370。
しかしその積み上げたポイントは、決して運だけによるものではないと、多くの視聴者が知っている。
そして本記事でも、その事は分かっていただけたのではないだろうか。
アキレスはシンデレラガールゴモリーの活躍も大きく、レギュラーをトップ通過でファイナル進出を決めた。
さぁ、元気な堕天使が望むのは、チームとファンの皆が笑顔になれる、優勝ただひとつ。