白鳥翔の「苦悩」と永井孝典の「葛藤」【Mリーグ2025-26 レギュラーシーズン 観戦記 3/26 第1試合】担当記者 南山幸浩

【オーラス】

4巡目、北家の堀が【西】をポン。

滝沢からアシスト気味に【4ピン】が切られてポン、【9ピン】切り。

【7マン】をツモってきた永井の手が止まる。

筒子の混一色濃厚の堀に対して、【2ピン】【7ピン】が浮いている。

ここでの「葛藤」が凄かったと語った永井。

永井「チーム内の打ち合わせで連闘条件は連対のみだと決まっていた。

連対を目指して和了を目指すなら【4ピン】がポンされているので使いづらい【2ピン】切り。

だが、【2ピン】で当たるとラス濃厚、KONAMIとのトップラスだけは避けたい」

 

和了を目指して連対できたとしら個人タイトルもチームの優勝も近づく。

ただこの局、KONAMI1位、風林火山3位でもまだ風林火山が上に立つ。

葛藤の末、永井が選択したのは【9ソウ】切りだった。

白鳥、長考の末に生牌【白】をプッシュ!

もう行くしかないだろう、ということか。

堀が【3ピン】引き入れ南切り、テンパイを入れる。

【發】単騎待ち、残り2枚!

南の手出しでいよいよテンパイ濃厚か。

永井、【6ソウ】ツモで手が止まる。

少考の末、【7ピン】をプッシュ!

永井「迷いはあったが、【2マン】を引いたときの一気通貫が魅力的。

そうなると【7ピン】切ることになるからここで勝負した」

それが功を奏して永井、【8ソウ】を引き入れリーチ!

が、ヤミテンに構えていた滝沢がツモって見事トップを勝ち取った。

3位の永井はなんとかKONAMIとのトップラスは回避。

チーム内での決め事通り連闘はなくなり、無冠で終えることとなった。

ただ、Mリーグ「今年の顔」は明らかに永井孝典であり、麻雀界全体おいての

MVPは永井孝典だと断言してもいいのではいだろうか。

1年前、画面の前で風林火山を応援していた男が、

1年後、多くの人に応援される側に居て、皆に興奮と希望を与えたのだから。

 

そして1位と最多トップ賞を獲得した滝沢。

監督としても選手としても最高のレギュラーシーズンだったことだろう。

2位は堀慎吾

個人成績は暫定最下位という信じがたい結果に。

連盟に移籍など新・堀慎吾はきっとまた驚きの麻雀を魅せてくれるに違いない。

 

白鳥翔は、リーチ回数5回と手は入っていたが、掴まされて痛恨のラス。

雷電と74.4ポイント差がつき、残り1戦で上に立つためにはかなり厳しい条件を

突きつけられた。

 

多くの人が思ったに違いない「ABEMAS終わったか・・・」

しかし、そんな声を蹴散らしたのはあの男・・・その続きはゆうせーさんの観戦記で!

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