小川光が下馬評を覆す!
臆せず選択を貫き通し、
堂々の2位獲得
【A卓】担当記者:超技巧合戦 2026年11月1日(日)
【A卓】
東家:内川 幸太郎(日本プロ麻雀協会)
南家:小川 光(日本プロ麻雀連盟)
西家:鈴木 たろう(日本プロ麻雀協会)
北家:小林 剛(日本プロ麻雀協会)
実況:日吉 辰哉 解説:園田 賢 ナビゲーター:梶本 琢程
麻雀最強戦2026 超技巧合戦。プロ雀士の中でも、技巧派が集う今大会。予選A卓を戦うのは、この4選手だ。
手順マエストロ 内川 幸太郎
裏ドラ増量中 小川 光
ゼウスの選択 鈴木 たろう
麻雀サイボーグ 小林 剛
注目の選手は、やはり小川だろう。実力、知名度ともにトップレベルの他3者に対し、挑戦者として今大会に臨む小川。「令昭位獲って、髪も増えたので、Mリーガー全員倒して最強位獲るぞ!」と意気込みも十分だ。小川は強豪3者を相手に、どこまで自身の技巧を発揮できるのか。注目のA卓が幕を開ける。
全員テンパイの大熱戦!小川とたろうが冷静な判断で魅せる
序盤に大きな盛り上がりを見せたのは東2局。配牌から![]()
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がトイツだったたろうは、1巡目から
をポン。ホンイツに向かって発進した。その後、
が重なったことで、役役ホンイツトイトイのハネ満まで狙える大物手の気配が漂う。

たろうが
のポンにも成功した次巡、
が暗刻になり1向聴に。
を切れば
と
のくっつきに構えられる場面だが、たろうの選択は
切りだった。自身で
をポンしているとはいえ、受け入れ枚数が最も手広いのは
切りである。仮にトイトイが崩れたとしても満貫は保証されている。それでも
の縦引きを狙うとは、実に欲深い一打である。
次巡、
を引き入れ![]()
待ちでテンパイ。どちらを選んでいても、結果的には同じテンパイ形にたどり着いたようだ。それにしても、この
は直前にたろうがチーしていない牌である。これは出アガリも期待できるか。

しかし、小林も
を引き入れてテンパイ。自身から3枚見えのペンカン
ということもあり、ダマテンに構える。手変わりに期待したいところだ。

そして、1向聴だった親の小川も、たろうから切り出された
をポンしてテンパイ。
を払って、カン
でテンパイを果たす。わずか数巡のうちに3者がテンパイするという緊迫した展開に。

を引いてしまうと、トイトイへの変化で
を放銃しかねないたろうだったが、幸運にも
を重ねることに成功。
を切って![]()
のシャンポンに待ちを変化させた。放銃につながる悲しい手変わりを免れ、ハネ満への嬉しい手変わりとなった。

手変わりを果たしたのはたろうだけではない。待ちが悪くダマテンに構えていた小林も、
を引き入れてシャンポン待ちのリーチを敢行する。待ちは
と、場に1枚切れで待ち頃の
である。しかし、この3人の戦いを黙って見ている内川ではなかった。
ドラ2の1向聴だった内川もテンパイに追いついたのだ。待ちは、先ほどまでたろうが待っていた![]()
だ。もちろん内川もリーチを選択し、ついに4者全員がテンパイするという激しいぶつかり合いとなった。この熾烈なめくり合いを制すのは、いったい誰なのか──。

小林と内川の2軒リーチに対して、たろうが一発目に当たり牌の
をつかまされる。ハネ満をテンパイしているだけに、ここは勝負に出る選択も考えられる場面だが、たろうは
を切って撤退。まさにゼウスの選択である。

そして、たろうに続いて小川も
を引いてしまう。親ということに甘えて
を切ってしまいたくなる場面だが、小川も両者に現物の
を抜いて降りを選択。小川もたろうも、前のめりになることなく、実に冷静な選択を魅せてくれた。
結果は小林と内川の2人テンパイで流局。小川とたろうの粘り勝ちとなった。全員テンパイという状況から、流局という結末はいささか予想外であった。見応えのある攻防を繰り広げた4者が、この先どのような結末を迎えるのか。対局の行方に期待が膨らむ。
小川、胆力の一打で満貫成就!幾多の分岐をくぐり抜け2着目へ浮上

是が非でも結果を残したい小川であったが、東3局に親のたろうへダブ
ドラ1の5800は6400を放銃。ひとり点数が沈んだ状態で迎えた東4局。ここは小川が反撃の狼煙を上げる一局となった。1つ目のターニングポイントとなったのは、親の小林の選択であった。打点を重視して![]()
受けのターツを払い、ホンイツへ向かう選択肢もなくはない手だが、小林は堅実に
切りを選択。ドラを使い切り、中打点でのアガリを優先した構えだ。しかし、この判断が思わぬ裏目となる。












