土田浩翔、近藤誠一、小林未沙…レジェンド解説・実況と振り返る1月17日(木)Mリーグダイジェスト【熱論!Mリーグ】

 

2回戦

1回戦は全局お伝えしましたが、

2回戦は、手に汗を握ったオーラスの攻防に絞ってお伝えします。

 

南4局

オーラスは、瀬戸熊と高宮のマッチレースの様相。親番高宮の5巡目、

近藤「真っ赤っ赤だ…」

 

土田「目が痛くなってきた(汗)」

 

こんなこと言われたら笑ってしまうに決まっている。そのあと、

 

小林「炎のような、そんな手牌になりました」

 

解説両者どちらの表現も内包する美しい例えを使いながら、話題を対局へと引きもどす超絶テクニカルな表現。歴史に残る、名解説、名実況だ。

そして、勝負は終盤までもつれる。

まずは、アガリトップの瀬戸熊が、を含む2副露をして待ちのテンパイを入れる。

そこに、白鳥からメンタンピンのリーチがかかる。

追い詰められた高宮、前巡にツモ次第ではが出てしまう形に構えていたが、

が出ない形で満貫のテンパイを果たす。

瀬戸熊のツモは…

。白鳥の現物待ちだから勝負するか…

ここは瀬戸熊打。白鳥のツモアガリでも自身はトップ終了だ。のソウズで迂回できることもあって、ここはテンパイを崩して回った。白鳥のアガリ牌を抑えるファインプレイだ。

結果は、

白鳥が、高宮のアタリ牌をつかんでしまう。

高宮が12000をアガってトップ目に立った。

 

南4局1本場

高宮を逆転するには、満貫ツモ、ハネマン出アガリ条件となった瀬戸熊、

2巡目に、ドラ4のテンパイ! の良形変化、引きを見てダマテンに構える。このままでもツモれば逆転だ。物凄い手が勝負所で入った。

 

土田「あっけなさすぎるんだけど…」

 

思わず土田からもそんな言葉が漏れる。

しかし、そこに立ちはだかったのは、

 

「リーチ」

勝又だった。待ちのリーチ。勝又がアガった場合は、高宮がトップキープだ。しかも、瀬戸熊がを引いた場合には勝又への放銃となる。

注目の瀬戸熊のツモは…

だった。待ちで追っかけリーチ敢行。ツモるか、出アガリなら一発か裏で逆転だ。

 

どうなる…

 

小林「ん!!!!???」

驚くべき早さで決着はついた。一発のタイミングで勝又がをつかんだのだ。

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