しかも白鳥のリーチ棒によってオーラスマンガンツモでトップになれる。
白鳥、猿川、多井の3者の争うオーラスになった。
白鳥にしてみてもップ目から逃げまどっていたわけではない。
毎局アガリに向かっているのだがあと一歩のところで阻まれ続けている。
最強戦で勝てないのは運命なのだろうか??
運命のオーラス
ラス親でアガり続けるしかない勝又がリーチ!

何度目か分からない三色だ!
勝又は序盤に失点してしまい、本来の緻密な打ち方ができない状況に追い込まれてしまった。
本来であればこの手もダマテンなのだが、点棒状況がそれを許さない。
一つバランスが崩れると勝又と言えどこのような苦しい状況になってしまうのは、トップ取りの難しさだろう。
そして猿川が追いつく。

を切れば![]()
待ちでハネマン確定。
どこから出てもトップ。
しかし
が2枚切れで自分で3枚使っている。
残りは最大で3枚だ。
しかも勝又、白鳥はマンズを1枚も切っていない。
さらにドラそば。
かなり苦しい待ちだ。
一方
を切れば
タンキ。
リーチをすればハネマン確定。
は1枚切れているので残り2枚。
山に残っている可能性は高そうか。
かなり難しい選択だったが、猿川は
切りを選択。
やはりダマでOKというのと
が親リーに通ってないのが大きいか。
しかし運命は無常だ
タンキなら・・・
麻雀にタラレバは禁物だが、これは悔しい。
しかし猿川に最後のチャンスが舞い降りる

目がチカチカするが、
を切れば![]()
![]()
待ち
これはまだ山に残っている。
ツモは1回
ツモれるか??

残念ながら最後のツモは![]()
運命は猿川に微笑まなかった。
南4局2本場
21局に及ぶ長い闘いがついに幕を閉じる。

勝ったのは白鳥翔。
圧倒的有利な局面からも攻め続けた。
しかし2人の悪魔に追い詰められ逆転を許してしまった。
最強戦で勝てないのは運命なのだろうか・・・
そんなことも頭をかすめたかもしれない。
しかし「運命」なんて便利なものでぼんやりさせてはいけない。
最後は白鳥らしくチートイツイーシャンテンからの3フーロでトイトイのアガリで締めくくった。
激闘、熱戦、好ゲーム、どんな言葉でも言い表せないような素晴らしい対局を制したのは、
白鳥翔プロ!!!
初決勝、初ファイナル進出本当におめでとうございます!!!
そして素晴らしい対局にしてくださった、多井プロ、猿川プロ、勝又プロ。














