運命を明日へ
「持ち越す」ために──
“麻雀賢者”赤坂ドリブンズ
園田賢がオーラスに出した、
2本のリーチ棒
文・ゆうせー【木曜担当ライター】2025年5月15日
2024-2025 Mリーグファイナルシリーズ。
この試合を入れて、あと3戦。
似合う言葉は、

“デッドヒート”。

第2試合
東家:茅森早香(セガサミーフェニックス)
南家:本田朋広(TEAM RAIDEN / 雷電)
西家:園田賢(赤坂ドリブンズ)
北家:仲林圭(U-NEXT Pirates)
東場から、アガリが目の前を飛び交っていく。
東1局、

(黒の牌は「そのタイミングで鳴かれたこと」を示す。黄色の牌はツモ切り。)
このイーシャンテンから本田は、

慌てずに、1枚切れのを切ってリャンシャンテンに戻し、
「リーチ」

この最終形へとたどり着いた!
これに、

園田が一発で飛び込む。
「ロン」

「8000」
リーチ一発ドラ3。

本田にとっては幸先の良い、園田にとっては非常に厳しい立ち上がりとなった。
1つ流局を挟んで、

東2局1本場は、
仲林が、

この極悪配牌を、

丁寧に組み上げた!
実はが3枚見え。
高め一通のを狙ってのダマは、ごく自然な選択である。
「ツモ」

「700-1300は800-1400」
リーチ棒も込みで4000点の収入となった。
続いては茅森。
東3局に、

自風のポンから発進して、
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