令和を穿つ在野の麻雀打ち 鈴木大介が切り開く次世代の世界【須田良規のMリーグ2023-24セレクト・10/2】
2023年10月2日(月)の第1試合、東1局に東家の赤坂ドリブンズ・渡辺太がいきなりのツモアガリ。 ドラのカンをツモってのホンイツ、親満だ。 これは想像だが──、この開局を特にこの選手は、「面白くないな──」と思って見て…
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2023年10月2日(月)の第1試合、東1局に東家の赤坂ドリブンズ・渡辺太がいきなりのツモアガリ。 ドラのカンをツモってのホンイツ、親満だ。 これは想像だが──、この開局を特にこの選手は、「面白くないな──」と思って見て…
赤坂ドリブンズ・渡辺太は35歳でプロ歴はまだ1年と、異色の存在である。 それまで医師として働きながら10年以上ネット麻雀の世界で活躍し、 第5代4麻天鳳位(2014年)、第14代3麻天鳳位(2019年)、第16代4麻天鳳…
2023年9月19日(火)の第1試合、南4局3本場のシーンである。 南家のKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波がドラのをポンしていてテンパイ。 それを受けての北家赤坂ドリブンズ・園田賢の手牌だ。 ツモ ラス目の渋川と…
Mリーグ2022-2023シーズンの覇者は、渋谷ABEMASとなった。 今期の優勝は最終日に劇的に決まったという様相ではなく、 ゆっくりと、着実にチームがポイントを積み上げた結果、 大勢に認められる形で、その結末が徐々に…
5度目のファイナルに挑んだ渋谷ABEMAS。 その前半戦、今週8戦の成績は41231122であった。 白鳥翔、松本吉弘の活躍が目立ち、チームは251.9ptの首位。 2位と120.1ptの差を築いている。 今週の主役は正…
セミファイナルの最終日、その第1試合のオーラスは、 東家 二階堂亜樹 29600点 南家 白鳥翔 7000点 西家 伊達朱里紗 37200点 北家 岡田紗佳 26200点 現在3着目のKADOKAWAサクラナイ…
4月24日(月)の第2試合、西家のKADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾は、ラス目で非常に難しい選択を迫られていた。 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗からのリーチを受けた一発目。 伊達は堀より900点上の3着目、いっ…
セミファイナルの激戦が凄まじい。 チーム数が絞られ、それぞれの試合間隔が短くなっているためでもあるのだが、 連日連戦、エース級ばかりの濃密な対局が繰り広げられ、 一進一退の順位変動が観る者を飽きさせない展開が続いている。…
セミファイナルの開幕戦、4月10日(月)の第2試合にKONAMI麻雀格闘倶楽部より出場したのは高宮まりであった。 チームはセミファイナルシーズン、首位でのスタート。 高宮個人はレギュラーで194.1ptを稼ぎ、その怯まな…
僕は丸山奏子を知らない 文・須田良規 2019シーズンドラフトで、赤坂ドリブンズに指名されたのは、最高位戦のプロ2年目、丸山奏子選手だった。 僕は丸山を知らなかった。 他団体ということもあるが、大抵のMリーガー候補者につ…
3月7日(火)の第2試合、南2局1本場。 渋谷ABEMAS・松本吉弘は思いあぐねていた。 残りツモは1回で自身でも切っているため、テンパイを取ってもアガリはほぼない手牌だ。 だがこのときトップ目のEX風林火山・松ヶ瀬隆弥…
前年度優勝チーム、KADOKAWAサクラナイツは目下セミファイナルボーダーを争う位置にあり、 麻雀というゲームの危うさ、難しさを表しているように思う。 ファンの抱いている今一歩抜け出せぬもどかしさを払拭するのは、 やはり…