#滝沢和典 と #村上淳 対局舞台裏で行われた麻雀プロ2人の会話【Mリーグ2023-24観戦記 2/5】担当記者 #江崎しんのすけ

滝沢和典村上淳
対局舞台裏で行われた
麻雀プロ2人の会話

文・江崎しんのすけ【月曜担当ライター】2024年2月5日

第2試合

東家:萩原聖人(TEAM雷電)
南家:仲林圭(U-NEXT Pirates)
西家:猿川真寿(BEAST Japanext)
北家:滝沢和典(KONAMI麻雀格闘倶楽部)

 

「凄く恥ずかしい放銃があって…」

試合終了後にアップされ対局舞台裏インタビューにて、2着だった滝沢は試合を振り返った。

URL:abema.app/sWkA

滝沢が話した場面は東1局1本場のことだった。

東1局は流局。点数はほぼ動いていない。
滝沢の手はドラこそ無いものの、形は割とまとまっている。

2巡目、上家の猿川が仕掛ける。

東をポンして【1ソウ】【3ソウ】払いを見せる。
その後、【4マン】【南】【白】と手出しする。

ターツ払いや真ん中の牌が切られた後に字牌が出てきて、典型的な染め手の河になっている。
1枚切れの字牌(【白】)が切り出されているため、ピンズのターツが揃っていてもおかしくはない。

猿川の仕掛けに対して、猿川の上家に座っている仲林が攻め込んでいく。
ペン【7ソウ】を引きイーシャンテンとなったところで打【7ピン】

その【7ピン】を猿川はチーして一枚切れの【東】を切る。

次巡、初牌の【中】を手出しする。

【7ピン】チーと中の手出しで2手進んだことになるので、テンパイしていてもおかしくない。

次巡、猿川は【7ピン】をツモ切り。

とうとうピンズが余り出した。
テンパイの可能性がグッと上がる。

2巡後、攻めていた仲林にテンパイが入る。

愚形の多い手だったが上手くターツを作り変え、平和ドラ1の【2マン】【5マン】待ちでテンパイする。
余っている【5ピン】は猿川がテンパイしていれば本命の牌となるが、仲林は【5ピン】切りリーチに踏み切る。

その【5ピン】を猿川がチーする。

【2ピン】【4ピン】【6ピン】から【5ピン】をチーして打【2ピン】
3副露目が入り、いよいよテンパイだろう。

この仲林のリーチ・猿川の仕掛けに対して、滝沢はオリずに粘ろうとする。

リーチが入った直後、滝沢はイーシャンテンになるが共通安牌の【7ピン】を切って一歩後退。

次巡、【8ソウ】が暗刻になり再びイーシャンテンに。
ドラの【7マン】を引けばマンズの一通が見える手になった。

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