【Mリーグ何切る】あなたはMVPの打ち筋を辿れるか!?衝撃の三色手順6選【Mリーグ2024-25セミファイナル観戦記 4/17 第2試合】担当記者 ゆうせー 多井隆晴 vs 醍醐大 vs 鈴木優 vs 伊達朱里紗

【Mリーグ何切る】
あなたはMVPの
打ち筋を辿れるか!?
衝撃の三色手順6選

文・ゆうせー【木曜担当ライター】2025年4月17日

Mリーグ史上稀に見る熱戦であった。

まず、

第2試合

東家:多井隆晴渋谷ABEMAS
南家:醍醐大セガサミーフェニックス
西家:鈴木優U-NEXT Pirates
北家:伊達朱里紗KONAMI麻雀格闘倶楽部

4人全員がMVP経験者という華々しい試合であった。

そして、総局数が、なんと「19」。流局がなければ8局で終わるのだから、2半荘以上の長さだったとも言える。

もちろん、中身も濃い。驚くべきことに、「三色同順のアガリが6回」も飛び出したのだ。

この記事では、激戦の流れを追いつつ、三色のアガリにおけるターニングポイントを「何切る形式」でお届けしていきたい。

一筋縄ではいかなかった手順もある。工夫を凝らした打ち筋もある。

ぜひ、自分ならどうするか、想像を膨らませながら見ていただけたら幸いである。

まずは、東1局1本場

親の多井が、

序盤に2副露。

その後、

10巡目に多井は、【發】を手から出して加カン。【5ソウ】をツモ切りしている。(ツモ切りの牌は黄色。暗転している牌は、そこで鳴かれたことを示す。)

そして、

ド終盤に優がテンパイした!

どうする…?

A.打【8マン】三色確定ダマ

B.打【3ピン】リーチ

C.打【3ピン】ダマ

優は、

B.打【3ピン】リーチだ!

ここで前のめりにならずして、「戦闘民族」なぞ名乗れない。

場を見ても、

全員がまんべんなく切っているマンズは、絶好の待ちに見える。これなら、ダマにするよりリーチをして、打点を上げにいく方がいい。

【6マン】【7マン】が優の目から4枚ずつ見えているため、残り1枚しかない【8マン】も、むしろ絶好の待ちである。

【3ピン】単騎では出アガリが厳しく、対面の多井もピンズが余っていない。ここは好機と見て、勝負に出た。

多井は、

イーシャンテンであった。

優は一発で、

【8マン】を持ってくる!

リーチ一発ツモピンフ「三色」ドラ、3100-6100のツモアガリだ!

この日1戦目にトップを獲った優。2戦目もロケットスタートを切った。

続いては、東2局1本場。優は、

終盤に、またもや、高め安めのあるテンパイを果たす。

さて、ここは…?

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