熱論!Mリーグ【FS5日目】
セガサミーフェニックス
魚谷侑未が3連闘目
オーラスで見せた
類まれな胆力
文・ゆうせー【月曜担当ライター】2020年6月22日
朝日新聞ファイナルシリーズ、5日目第9試合。


南家 岡田紗佳(KADOKAWAサクラナイツ)
西家 魚谷侑未(セガサミーフェニックス)
北家 石橋伸洋(U-NEXT Pirates)
実況 小林未沙
解説 渋川難波
東発の親番に、

多井が荒稼ぎ。このリーチダブ、7700は8900を含む計4回のアガリで、

持ち点は55000点を越える。
このまま南場まで進み、多井の独走に“待った”をかけたのが、

魚谷だった。南1局、多井とのリーチ合戦を制し、リーチドラ2600点とリーチ棒の1000点をもぎとる。
続く南2局、

魚谷は早々にダブをポン。
4巡目には、

この形のイーシャンテンから、

を切ってリャンシャンテンに戻す。ドラの
周りだけでなく
を用いたリャンメンターツを望むことで、最終形が安定することを追った美麗な一打だ。
この手が、

ドラのを引き入れてイーシャンテンに。
さらに、


をポンしてテンパイを果たす。
そこへ、

岡田の親リーチが飛んでくる。
リーチ一を受けた一発目、魚谷がツモったのは、

ドラのだ!ダブ
赤ドラ3で3000-6000のツモアガリ!

鬼気迫る表情の魚谷。

標的、フェニックスのアガリに困り顔の多井。

石橋は何を思うか。
\近代麻雀シリーズ 新刊情報/