瀬戸熊直樹、岡田紗佳との熾烈なトップ争いを見事に制して、最下位脱出!!

瀬戸熊直樹、

岡田紗佳との熾烈な

トップ争いを見事に制して、

最下位脱出!!

プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」の開幕15日目、第1戦は瀬戸熊直樹TEAM雷電)が、トップを獲得。序盤では苦しいポジションに甘んじていた瀬戸熊だったが、南場の親番で連荘し、好位置につけると、オーラスの岡田とのアガリ競争を制してトップを奪取。チームは最下位を脱し、瀬戸熊は個人2勝目をあげた。

第1戦の対局者は、EX風林火山勝又健志KADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳セガサミーフェニックス近藤誠一、そして瀬戸熊の4名。

開局は、西家・瀬戸熊の5巡目リーチで幕を開ける。9巡目に親の岡田が、ドラのを切って追いかけリーチ。結果は、瀬戸熊が、岡田に放銃。ピンフ・ドラ1の5800点で、岡田が連荘に成功。

全員ノーテンでの流局で迎えた東4局1本場。タンヤオ・ドラ2のポンテンを入れた岡田に、近藤のターツ落としが命中。3900点のアガリで、岡田が点棒を積み上げる。

南1局2本場、南家の近藤が3巡目にドラ1・赤1の手でリーチ。待ちはドラ表示牌ののシャンポン待ち。終盤にをツモって8000点。近藤が2番手に浮上して岡田を追う。

しかし南2局、岡田は怖い近藤の親をのみの1000点で落とすことに成功、逃げ切りを図る。

南3局は、現在ラス目の瀬戸熊の親番。ドラは。その瀬戸熊、6巡目にピンフ・赤1の手で先制リーチ。待ちは

終盤にチートイツのドラ2をテンパイした近藤が、アンコのに手をかけて放銃。近藤が5800点を失い、3着にダウン。

同1本場、勝又がリーチ。岡田はドラのをポンしてバックのテンパイ。そこに瀬戸熊のリーチが襲いかかる。待ちは。結果は勝又がを掴んでしまい、タンヤオ・赤1・ウラ1の12000点の放銃。瀬戸熊が2着目に浮上。

オーラス、親の勝又はマンガンをツモれば一気にトップまで伺える位置。

トップ目の岡田がをポンしたのを見て、親の勝又がドラのを雀頭にしてカン待ちでリーチ。岡田はバックを予定していたが、親のリーチを受けてポンを断念。

結果は勝又と瀬戸熊の2人テンパイで流局。テンパイ料の上下で、瀬戸熊がトップ目に立つ。

同1本場、北家の瀬戸熊がをポンして逃げにかかると、岡田もポンからのバック狙いで再逆転を狙う。先にテンパイしたのは瀬戸熊。赤1のカン待ち。岡田も瀬戸熊の切ったをポンしてテンパイ。待ちは。瀬戸熊は食い延ばしのチーを入れて待ちにチェンジ。

結果は、岡田がを掴んで決着。瀬戸熊が2000点をアガってトップで試合を終えた。

瀬戸熊はインタビューで、

「親が落ちるまでは冷静に打ててましたが、トップ争いに入ったところでバタバタしてしまったので次回までには修正しなきゃいけないな、と思いました。最後のアガリは皆さんの声援がアガらせてくれたようなものなので、次は自力でトップを取りたいと思います」

と語った。

【Result】
1着 瀬戸熊直樹・雷電 3万7500点/+57.5
2着 岡田紗佳サクラナイツ 3万400点/+10.4
3着 勝又健志・風林火山 2万2100点/▲17.9
4着 近藤誠一・フェニックス 1万000点/▲50.0

【Total】
1位 赤坂ドリブンズ +241.9(14/90)
2位 EX風林火山 +116.0(15/90)
3位 渋谷ABEMAS +47.4(14/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ 1.4(15/90)
5位 U-NEXT Pirates ▲56.4(14/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲85.4(15/90)
7位 TEAM RAIDEN/雷電 ▲108.8(15/90)
8位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲156.1(14/90)

「大和証券Mリーグ2020 風林火山vsサクラナイツvsフェニックスvs雷電」

10月29日の対戦はEX風林火山vsKADOKAWAサクラナイツvsセガサミーフェニックスvsTEAM RAIDEN / 雷電

キャスト

EX風林火山
KADOKAWAサクラナイツ
セガサミーフェニックス
TEAM RAIDEN / 雷電
実況:小林未沙
解説:土田浩翔
レポーター:松本圭世
大和証券Mリーグ2020 風林火山vsサクラナイツvsフェニックスvs雷電

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