ガチガチガードとゴリゴリミート!ギザギザハートの松本吉弘に私たちの心はメロメロショート!【Mリーグ2020観戦記1/7】担当記者:ゆうせー

松本はを引き入れてテンパイ復活!しかも今度はフリテンになっておらず、出アガリの効く形だ!

粘る松本。次に来たも切っていく。その次に松本が引いてきたのは、

だ…。10巡目には打った牌だが、この巡目ではどうする。

止めた!沢崎の仕掛けだけでなく、を押した下家の親、朝倉にも注意が必要だ。トップ目だからこそ、不十分な形からの放銃は避けたい。

松本がテンパイと迂回と葛藤を繰り返したこの局。

結末は、

沢崎のアガリだった!ドラドラの8000点を、沢崎が朝倉から出アガリ。

を打ち出した時点で、

沢崎にはテンパイが入っていた。松本のオリるタイミングは実に的確だったのだ。

さらに次の南1局

親の和久津の2副露に対し、

松本はここから、

を抜いた!トイツのは今朝倉が通した牌だ。しかしを切っていくと、あとで安全牌に困ってしまう可能性がある。

2副露ということは2メンツ(コーツ)が出来ているということ。仕掛けた相手に対して、自身の手の速度不足を悟った松本は、まさに細心の注意を払って防御に徹したのだった。

この後、

もポンしたのち、トイトイのテンパイを組んだ和久津。打ち出したが、

沢崎のリーチに一発でつかまってしまう。リーチ一発タンヤオイーペーコー裏裏。強烈な12000のアガリ。

南2局には、

沢崎がさらに追加点。の2900点を和久津からアガリ、朝倉の出したリーチ棒もゲット。

南2局1本場は、

和久津のリーチが不発に終わり、一人テンパイで流局となる。

沢崎に逆転を許してしまった松本。

親番で再度逆転したいところだ。

しかし、

ラス目の和久津からリーチがかかる。

松本が一発で持ってきたのは、

だ。和久津には通っていない。

ほんの少し顔をしかめて松本は、

押した!

ここは点差に注目だ。仮に和久津に打ち上げても、自身は2着目でオーラスを迎えられるであろう。そして、最後の親番を落としてしまえば、トップ目の沢崎を逆転することは難しくなってしまう。

これまで丁寧に打つことで守ってきた点棒が、今度は松本を守ってくれている。

だから、

次のも行く!

次の手番で松本が持ってきたのは、

だ!はリーチ前に和久津がを切っているので、比較的切りやすい牌ではあった。だが、ここで打ちたいは違う。

次にモニターに映った、

松本の心は決まっていた。

打ち抜いた!!ここを完全に勝負所と決めた一打だ!!

松本の次のツモは、

ドラの

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \近代麻雀新刊&おすすめ/