黒沢咲、
ドラは来ずともトップは取る!!
多井隆晴との接戦を、
一発ツモで勝ち切る!!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」の開幕66日目、第2戦は黒沢咲(TEAM雷電)が、トップを獲得。黒沢と多井とのマッチレースとなった第2試合。オーラス、黒沢が多井とのリーチ合戦を一発ツモで制して、7勝目を奪取。連敗のドリブンズが7位後退となった。
第2戦の対局者は、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり、赤坂ドリブンズ・園田賢、渋谷ABEMAS・多井隆晴、そして黒沢の4名。
開局から1300点、3900点と「らしくない」アガリでリードを築く黒沢に、多井が襲いかかる。
東3局に、西家・多井は高宮のハネマンテンパイをかわす、リーチ・ツモ・ドラ1の1000・2000のアガリで黒沢に迫る。
次局、黒沢はピンフ・タンヤオ・高めイーペーコーに仕上げた手を、テンパイした親の園田から安めながら討ち取る。ここでウラドラが2枚乗って8000点。黒沢が多井をつきはなす。
しかし、じわじわと多井が点差をつめて、迎えたオーラス。トップ黒沢と2着目多井との点差はわずか1200点。3着目園田とラス目の高宮との点差は1400点という状況。
遅い配牌を手にした親の園田が、5巡目にペンをチー(ドラ)。孤立牌のとのどちらかを重ねて役をつけようという「あとあと付け」作戦。園田はもポンして役牌重なり待ちのイーシャンテン。
しかしが河に2枚切られて、頼みのは多井の雀頭。その多井が12巡目にテンパイ即リーチに出る。ドラ1のペン待ちで、アガればもちろん逆転トップ。そして同巡、黒沢にもテンパイが入る。役無し・赤1の待ち。
決着は黒沢の見事な一発ツモ。をツモアガって、おまけにウラドラが1枚乗って逃げ切りトップ。黒沢は7勝目を獲得し、親被りでラスとなったドリブンズ・園田は、痛恨の連続ラスで7位後退となった。
黒沢はインタビューで、
「たぶん南2局のドラの単騎待ちまで、1枚も手牌にドラが来なかったんですよ。1回、ウラウラはあったんですけど、とにかくドラが全然来なくて…。そういう中でトップをとれたのはすごく大きかったなと思ってます」
と語った。
【Result】
1着 黒沢咲・雷電 3万9200点/+59.2
2着 多井隆晴・ABEMAS 2万6000点/+6.0
3着 高宮まり・麻雀格闘倶楽部 1万7700点/▲22.3
4着 園田賢・ドリブンズ 1万7100点/▲42.9
【Total】
1位 渋谷ABEMAS +576.0(66/90)
2位 EX風林火山 +171.3(66/90)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 71.7(66/90)
4位 KADOKAWAサクラナイツ 16.7(66/90)
5位 TEAM RAIDEN/雷電 ▲31.8(66/90)
6位 セガサミーフェニックス ▲212.8(66/90)
7位 赤坂ドリブンズ ▲214.9(66/90)
8位 U-NEXT Pirates ▲376.2(66/90)
「大和証券Mリーグ2020 ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvs雷電」
詳細情報
赤坂ドリブンズvsKONAMI 麻雀格闘倶楽部vs渋谷ABEMASvsTEAM RAIDEN / 雷電■公式MリーグTwitter
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1月29日の対戦は赤坂ドリブンズvsKONAMI 麻雀格闘倶楽部vs渋谷ABEMASvsTEAM RAIDEN / 雷電■オフショット
https://abema.tv/video/title/444-7?s=444-7_s40■対局舞台裏
https://abema.tv/video/title/444-7?s=444-7_s35キャスト
赤坂ドリブンズ
KONAMI 麻雀格闘倶楽部
渋谷ABEMAS
TEAM RAIDEN / 雷電
実況:小林未沙
解説:渋川難波
レポーター:松本圭世
(C) M.LEAGUE