見た目からはとても想像できない、新規加入・松ヶ瀬隆弥の繊細なる麻雀 【Mリーグ2021観戦記 10/4】担当記者:危険な鬼太郎

しかしここは松ヶ瀬が

日向のアタリ牌の【3ピン】を掴んでリーチ、ピンフ、ドラの3900の放銃。突き抜ける事が出来ない。

その後、たろうが堀から【南】ドラ3の8000をアガって南入する。

南1局 親・たろう ドラ【5マン】

段ラスの堀が、超絶勝負手でのリーチ宣言!

安目の【6マン】でもリーチピンフドラ3、【3マン】だと三色まで付く超ド級の手。

これに日向も追いついて追っかけリーチ!

こちらもこちらでリーチピンフ赤ドラドラの【2ソウ】【5ソウ】待ち。ラス目の堀相手に対してリスクを冒してでもぶつかるのに見合う手だ。

しかし中々両者アガリ切ることが出来ず… 終盤に松ヶ瀬が【8ピン】をポン!

【6マン】を勝負して【2マン】【5マン】の聴牌を取る。この【6マン】は日向の現物であり、堀には無筋ではあるものの堀には通っていない筋が余りにも多すぎる。

通ればラス目の堀のリーチを蹴れる…! として切った物のこの【6マン】は堀のアタリ牌。

裏ドラこそ乗らなかったものの、リーチピンフドラ赤赤のマンガンの放銃。ラス目に対してこの放銃は余りにも痛恨か。

この後は小場で進み、オーラスの親番で一時期は日向が連荘してトップ目に立つ物のたろうが、

タンヤオドラ赤の5200点を日向から直撃してトップ逆転した。

今期のMリーグには松ヶ瀬のほかに新規で参戦する選手が多いので、どのように打ってくれるか明日以降とても楽しみだ。

  • この記事が気に入ったら
    フォローをお願いいたします!
    最新の麻雀・Mリーグ情報をお届けします!

  • \ほぼ毎日4コマ最新⑤巻 好評発売中/